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第12話
腰の上に跨がり直して首筋から胸筋間の溝までスルッとたでると皇子の身体に少し力が入る
案外、綺麗な身体してんだよな......チョッと布邪魔
腰辺りで留めてある金具を外し帯を取るとこの国の衣裳は大抵......ほらっ
ハラッと前が簡単にはだける
いくら硬くとも人間の身体
弾力はある
圧 すと跳ね返ってくる
ペタペタと暫くその感触を楽しんでいると、んっ......という艶のある声が帰って来た
チョッと面白い
どこかで聞いたことがある男性器はお臍から下だって
じゃあ、臍の下の少しだけ盛り上がったココから?
僕のナカに挿入るのは、およそ半分ってこと?
ココから......じゃあ、僕のナカに注がれるのは何処から?
不思議だっ
横の方にずれていくと腰の部分の他より少し深く入った斜めの筋
確か......腹斜筋?
少し躊躇ったけど、顔を近づけて口づけて舐める
んっ......チュッ、んっ......んはっ
味なんてしないけど、どんどん夢中になっていき、気づいたら顔の横が凄く熱かった
大きく赤黒く反り返ったモノ
なんだか、ヘルメット被った人間が怒ってるみたい
そう思うと少し可愛く思えてきて、ヘルメット(?)の頭頂部を指で撫でると頭の割れ目から透明な液が出てきた
それを止めようと思わず口に咥えてチュウ~ッと吸うと反り返ったモノが嵩を増した
驚いて咥えていたモノから顔を離すと突然組敷かれて皇子の上気した顔が目の前に
「っ、お前を甘くみていた。っ......はっ......上等だ。褒美をやる」
うわーっ勝手......
クチュッと音がして
入り口に熱を感じたと思ったらいきなり突かれた
「えっ?あっ!ああああああっ!んうっ」
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