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「え? あ、いや……それは……え? それって、二人のを僕の中に挿れるっていう事ですよね?」
「そう恐怖で満ち溢れたような顔をするって事は、流石に二人のモノを中に挿れた事はないって事なのか? もしそうなら、十分な罰ゲームになるんじゃねぇのか?」
本当に創也の方は楽しそうに、王様の演技をしているようにも思える。 そして阿月の方も命令される役を楽しんでいるように思えるのだが、陽生の方は本当にされるがままなのかもしれない。
「わ、分かりました……陽生さんの事をイかせないように、陽生さんのモノを舐めたり吸ったりしたらいいんですよね?」
そう不安そうな声色で言う阿月。 そして王様の命令だからなのか、陽生の帯から下部分をくつろげると、完全に勃った陽生のモノが顔を見せるのだ。
「ホント、浴衣の上からでも陽生さんのモノは大きいって思ってましたけど、何もない状態だと更に大きくて、もう既に透明な液体が先端部分から垂れて来てるんですけど……。 でもね、陽生さん……王様の命令で、貴方がイってしまうと、僕の中に王様と貴方のモノを挿れる事になってしまうので、我慢するように努力して下さいね。 寧ろ、陽生さんは、優しい方なんですから、僕の中に王様のと貴方のとを挿れる姿は見たくないでしょう? なるべくなら、イかないようにお願いしますね」
妖艶な表情で言う阿月は、果たしてどっちの意味で陽生に言っているのであろうか。 阿月の性格が天邪鬼なら、寧ろ反対の事を言ってる訳なのだし、普通に素直な性格ならば、本気でそう言っているのであろう。 そして陽生の方は、その阿月の言葉をどう捉えているか? でこの先の進み方が変わるのかもしれない。
阿月は陽生のモノを手で完全に握ると、扱き始める。 上に下にと扱く度に部屋内には水音が響くのだ。 そう、陽生の方は既に透明な液体を先端部分から出していたのだから、それを阿月の手のひらに絡めたら、そういう音を響かせる事が出来るのだから。
「ふぅ……んん……ぁ……」
それだけでも陽生の方は既に限界が来そうな感じだ。
だが、今回のルールは陽生がイってしまった場合、王様役である創也も阿月の中に挿れる事になっている。 とりあえず耐える陽生なのだが。
「でもさ、陽生さん、ヤバくない? こんなに透明な液体を先端部分から出しちゃってさぁ。 こんなんで、この先耐える事が出来るの?」
阿月だって今回陽生と組むのは初めてだ。 だからなのか陽生が今までどんな感じで仕事をやっていたとかという情報はない。
やはりヘタレというキャラなのだから、もしかしたら早めにイってしまうというキャラなのかもしれないのだから。
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