本当にこの王様ゲームというのは、自分が思った通りに動けないのが辛い所だ。 「あ、え？　ホント、それだけはぁああ！　痛っ！　お、王様ぁああ！　ちょ、いやぁあああ！」 　阿月は陽生の肩に両腕を回しながら、背後から挿れて来ようとしている創也に静止を求めるのだが、勿論創也の方は止める事等なく、寧ろ、阿月の腰をしっかりと押さえ、陽生のモノを中に挿れたまま創也は阿月の中へと自分のモノを埋めて行くのだ。 　確かにこの体勢なら、さっきよりは挿れやすくなったものの阿月の入口は思った以上に細くなかなか創也のモノが入ろうとしてはくれないように思える。 　だが、創也だってこの業界に入って長いのだから、こういう行為に関してはこないして来ているからなのか、腰に力を入れると一気に阿月の中へと挿れ込むのだ。 「やれば出来るじゃねぇか……」 　創也は今一瞬力を入れた事で額に汗が滲んでしまったのか、額の汗を腕で拭うと、 「どうだ？　自分の中に大人のコレが二本入っている感じっていうのは？」 「え？」 　急に創也に感想を求められ、阿月は創也の事を見上げる。 「ぁっ！　さ、流石に、痛いに決まっているじゃないですかぁあああ？！」 　涙目でそう訴える阿月は、痛みや恨みと言ったような感じだ。 　寧ろ、今はそんな感情が阿月の中にあるのであろう。 　だが、そんな阿月に対し創也の方は寧ろ動じる事もなく、 「今のお前……いい目付きしてるじゃねぇか……俺はそういうのを待ってるんだよ。　それで、快感に溺れさせたいってな。　そろそろ動いていいかな？　だって、お前の事を快感に溺れさせてやりてぇしな」 　そこで一旦言葉を止めると、今度は陽生の方へと視線を向け、 「そういや、さっき、コイツの気持ちいいポイントを突こうとしてたんだろ？　なら、お前はそこを突いて、俺様の方はその奥の方にある気持ちいいポイントを突くっていうのはどうだ？　そりゃ、今はコイツの入口部分は俺様達のモノが二本入っててキツキツで痛いのかもしれねぇが、中にある二つのポイントを二箇所突いたら、そりゃ、気持ちいいに決まってるんだろうからな」 　その命令に陽生の方は従うしかないと思ったのか、軽く息を吐くと、創也の言う通り陽生の方は阿月の中にある気持ちいいと言われているプニプニとした部分を突き始めるのだ。 「ぁあん！」 　急にソコを突かれた事で、体を一瞬ビクリと震わせ、腰まで引いてしまっている阿月。 　そこにニヤっとしたのは、創也の方だ。 「んじゃあ、俺様の方も！」 　そう言って思いっきり腰に力を入れると一気にモノを奥へと創也は進めたようだ。 「ふぅ、ぁあああ！」