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37 ※尿道責め

 それに気付いた奏空は、 「あのままだと結衣人さんの場合、直ぐにイってしまう可能性がありますよ。 今日はもう媚薬入ってますし、アレ、やっちゃいましょうか?」  奏空が言う『アレ』とは一体何なんだろうか。 奏空は都春の方に向かい手で何かサインを送っているようようだ。 そう奏空が言っている『アレ』をどうやらジェスチャーを使って都春に教えているようにも見える。 「『アレ』って、モノの先端部分から中に入れる道具ですか?」  都春の方は奏空からのサインに気付いたのであろう。 そう言うと、奏空の方は、 「そうです! 結衣人さんのはソレも使っちゃいましょう! このままでは何回でも今日はイっちゃいそうですしねぇ。 それに、結衣人さんの場合、こういう行為も初めてで撮影も初めてのようなので、気持ちいいと思ったら気持ちいいだけイっちゃいそうですし」  奏空はそう言うと周りのギャラリーから、モノの先端部分から入れる道具を取って貰い、 「都春さん、では、宜しくお願いしますね」  そう言って、その道具を都春に渡すのだ。 「とりあえず、その道具を結衣人さんの中に入れるのですが……都春さん、結衣人さんの事を座らせて頂いて、その背後に都春さんは座って頂きます。 そして、その背後から都春さんは結衣人さんのモノの先端部分からその道具を入れて頂いたら、周りにいる皆様も見れるようになると思いますけど……」 「はい! 了解しました!」  都春は奏空の命令に従い、結衣人の事を座らせると、背後から結衣人のモノへと腕を伸ばすのだ。 「ちょ、え? な、なんですか? これ……?」  こういう行為をした事が無い結衣人からしてみたら、初めて見る物に対して素直に質問する所が益々可愛い所なのかもしれない。 しかも何が何だか分からないのだから気持ち的に恐怖でしかないのであろう、気持ちいい武者震いではなく怖くて少し震えているようにも見えるのだから。 「大丈夫だよ。 これは、君の事を気持ちよくさせてくれる道具なんだからさ。 さっきも奏空さんが言っていたけど、僕と奏空さんとでだったら初めての君に痛い思いはさせないからさ。 それに、今の君は媚薬を飲んでるのだから、ちょっとした痛み位なら快感になるだろうしね」  そこまで言うと一旦言葉を止めてから、 「だけど、僕の言う事は聞いてくれるかな? 大きく息を吸って吐いてくれるともっと楽にこの道具が君の中に入っていけるんだけどなぁ」  そう都春は結衣人の事を落ち着かせる為に言うと、結衣人の方は気持ち的に安心したのか都春の言う通りに、ゆっくりと息を吸って吐き出し始める。

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