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59 ※本番

 本当にもう都春達というのは、こういう事に関して慣れているのであろう。 だからネコの子をコントロールする術は知っているのかもしれない。  柔らかな刺激にも飽きて来たのか、それとも都春自身が我慢出来なくなって来たのか、指示役の奏空の方へと視線を向け、 「奏空さん、そろそろ結衣人さんの中に挿れてみてもいいでしょうか?」  その都春からの言葉に顎に手を当てて考え始める奏空。 「ですね……もう、十分に結衣人さんの事を気持ち良くする事も出来ましたし、大分、後ろのココ解れて来たかと思うんでね」  奏空はニコリとするのだ。 「じゃあ、結衣人さんの中にある玩具抜いちゃってもいいですかね? ま、モノの先端部分から入っている棒に関しては、まだっていう感じでいいですか?」 「ま、中は抜かないと流石に中に玩具を入れたままでは都春さんのは入らないと思いますので、一旦抜いてからにしましょうか? 但し、一気に引っこ抜くっていう感じでいいですかね?」 「奏空さんがそうでいいとおっしゃるなら、僕の方は奏空さんの言う通りにしなきゃならないので、そう致しますけど?」 「あ! そう言えば、そうでしたよね。 そうでしたー、これは、こういうゲームでしたんですものね」 「そうですよ」  そう答えると、都春は奏空の言う通りに、一気に結衣人の中に入っている玩具を引っこ抜くのだ。 「ぁあああん! ふぅっん!」  一気に玩具を引っこ抜いたからなのか、それとも時間をかけて後ろの蕾を広げていたからなのか、そこの所は分からないのだが、結衣人の後ろの蕾がポカリと口を開けているようにも見える。 「これなら、簡単に結衣人さんにも負担がなく、都春さんのモノが入りそうですよねぇ? もう、中に一気に挿れていっちゃっても大丈夫なんじゃないんでしょうか?」 「奏空さんがそうおっしゃるなら、僕の方は、もう一気に結衣人さんの中に入らせてもらいますよ……」 「私の方は全然構いませんけどね」  奏空と都春は視線を合わせると、それが合図かのように都春は結衣人の中へと一気に挿れて行くのだ。 「ぁあん!」  本当にギリギリまで都春の方は我慢していたのであろう。 ちょっとだけ挿れた瞬間に、そんな甘い声が出てしまったのだから。  男性だって、甘い声というのは漏れてしまうもんだ。 「ぁあ……結衣人さんの中……凄い熱いですよー。 しかも、ぎゅうぎゅうって僕のモノを締め付けちゃって……本当に、結衣人さんはこういう事、初めてなんですか? だって、本当に僕のを離さまいとしているのでね……そんなに僕のがココに欲しかったんですかね? ぁあ……気持ちいい……我慢したかいがあったっていうもんだ」

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