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 来夢の言葉に視線を合わせる二人。 そして、 「じゃあ、気持ち良くなっちゃう?」 「気持ち良くなっちゃう?」  頷くと、ゆっくりとなのだが、二人は同時に動き始めるのだ。 「ぁあん! ぁあああ! そこぉおお!」 「ぅんん! そうぅう! そこっ! そこぉおお!」  と本当に二人一緒に声が出ている。 「やぁあん! ぁあん!」 「やぁあん! ぁあん!」  また声が重なるとハマる所も双子でしか聞けない所でもある。 双子だからこそお互い考えている事が一緒で、気持ちいい所も一緒なのだからであろう。 「もっともっと激しく動いてみてはいかがですかね? もっと気持ち良くなれると思いますよ……」 「え? そうなんですか?」 「だって、そうだと思いません? 普段だって、玩具を入れてもらって激しく動かした方が気持ちいいんですからぁ」  そう言われてみればそうなのかもしれない。 そう思ったのか、未来の方は手をパンっと叩くと、来夢に言われた通りに双丘だか腰を激しく動かし始めるのだ。 「ぁああん! いやぁん! ぁあぁああああ!」 「ぁあん! はぁあん! 気持ちいいぃいい!」  本当に気持ち良さそうに声を上げる二人。 「もっとぉおお!」 「もっとぉおお!」  その後は言わないのだが、お互い通じているものがあるのであろう。 益々、腰の動きは激しくなるばかりだ。  縦横斜め前後ろと、こう縦横無尽に動き回っても同じような動きをするからなのであろうか、全く中から玩具が抜ける気配は無いように思える。  二人の息が大分上がって来た所で、 「そろそろ、玩具抜いてもいいんじゃないんですかね? その代わり、中に自分達のモノを入れるっていうのでいかがでしょうか?」  来夢の言葉に額に汗を流しながら、来夢の事を見つめる二人。 そして二人はお互いに視線を合わせると、頷くのだ。  体の動きを止め、お互いに離れて行くと自然と玩具も二人の中から抜けて行く。  それから二人は端っこに行って、とりあえず乱れていた息を整えると、再びお互いに視線を合わせて、 「今日はどっちが先に中に入れる?」 「じゃあ、公平にする為には、ジャンケン?」 「だねぇ。 そうしよう!」  二人はジャンケンを始めると、直ぐに決着はついたようで、 「じゃあ、今日は僕が未来の中に入れるね……」 「うん……分かった。 だけど、どういう体位にする?」 「じゃあ、未来は、どういう体位がいい?」  その質問に少し考える未来。 「んじゃあ、寝ながらバック?」 「寝ながらバックね……」  そう二人は決めると、未来の方はうつ伏せの状態で畳の上へと寝るのだが、 「流石に畳の上はキツいかも……」 「なら、タオルかなんか敷く?」 「それ位は欲しいかな?」  二人の間でそう会話がされるのだ。

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