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番外編 誕生日 R18
枕を掴む。燈人は俺の足首を掴み、そのまま俺の顔のすぐ側まで持ってきて、体勢が少し苦しい。
「ぅ、くる、し······っ」
「奥まで入れんぞ」
「ぁ、だめだよっ······んぅ、そんな、したら······っ」
「······なあ真守、お前のお願いは今度聞くから、今日はやっぱりゆっくり過ごそうぜ。」
顔が近づいてきて、キスをされる。頭がぽわっとして、舌を絡め気持ちよさに浸っているとズンっと衝撃が来て、体に力が入りガクガクと震え出す。ペニスから精液が溢れ、腹を汚した。
「ぁ、あ······っ」
「っ、真守、俺のこと見て。」
「······ぁ、と、り······とう、り······」
「ああ、可愛いな、お前は。」
頬を撫でられ、またキスをされる。
かと思えば律動が始まって、いき過ぎた快感に空イキを繰り返す。
「はぁっ、はぁ······だ、めぇ、もう······っ、あぁ!いや、ぁ、やだぁっ!いきたく、ないぃ······っ!」
手を押さえつけられて、逃げられない。
あれ、俺って今日が誕生日なんだよね?何で燈人にされるがままにならないとダメなの。ちょっとよく分からない。上手に考えることが出来ない。
「ひゃ、あぁっ!ぁ、だめ、だめぇっ!」
「っは、はぁ、」
「ぁ、またぁ、っ、また、イっちゃ······────ッッ!!」
唾液が飲み込められずに口の端から零れていく。それを舐めとった燈人は、律動を止め、俺の頬を包んで額をコツっと合わせてくる。
「好きだ······、愛してる。真守、もっと欲しい······。」
「ぁ、ひ······っ、お、俺も、好き······でも、でも、もう無理ぃっ!!」
泣いてそう言うと燈人が笑って、額にちゅっとリップ音を立てながらキスをしてきた。
「あと1回」
「······ゆっくりするなら、いいよ。」
「うん、ゆっくりする。」
「気持ちいいって思えるくらいがいいの。辛いのはやだ。」
「ああ、わかった。」
俺を抱きしめながら、ゆっくりと腰を動かし出す。
あ、やばい。
これトぶかもしれない。
燈人の動きに合わせて、勝手に腰が動いちゃう。抱きしめられてるからより近くで燈人を感じられて心まで満たされてる。
耳を舐められて、ぴちゃぴちゃと直接届いてくる音がより興奮させてくる。
「はぁ、あぅ······ゃ、き、きもち、ぃ······っ」
「ああ、俺も気持ちいいよ。」
「んっ、んぅ······ぁ、そ、こ······っ、や、やば······!」
「真守、手回して」
燈人の背中に手を回し、首筋に顔を埋めて印をつけた。
誰よりも俺を愛してくれる。
1番に祝ってくれて、俺の為にわざわざ予定も空けてくれていた。
「は······っ、燈人······」
「っ、中、出すぞ」
「ぁ、いい、出して······っ!」
少しするとお腹の中が熱くなって、燈人の動きも止まって、2人の荒い息使いだけが聞こえていた。
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