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第2話 R18

連絡が来たのはあの日から3日後。 仕事中に電話が鳴って、その時はちょうど小さな抗争後の片付けとして怪我人やそこに転がってる武器やらを片付けて···なんてことをしていて割りと忙しい時だったけど、俺は迷わずに鳴り続ける携帯を取った。 「はい」 「遅せぇ」 「あ、うん。ごめん。」 「今日空いてるか」 「日付超えるかも。仕事忙しくて」 「終わったら連絡しろ。迎えに行く」 「えー、ほんと?ありがとう」 意外と優しいやつみたいだ、ニヤニヤしてると向こうで八田が働けと怒鳴っているのが聞こえて溜息を吐きながらも体を動かして早く会いたいなぁ、なんて思った。 「こんな時間まで仕事って、お前何してんだよ」 「んー、秘密。」 やる事が終わって連絡をすれば車ですぐに迎えに来てくれた。 「どこ行くの?」 「俺の家」 「ああ。···いいの?」 「何が」 「もし俺が怪しいやつだったり?」 「お前は怪しいやつじゃねえだろ。何となくだけどわかる。」 「···嬉しい事言ってくれるね」 助手席に座り彼の家までの道、早く着かないかなぁってそわそわする俺に便所か?と聞いてきた。 「違うよ」 「緊張してんの?」 「俺がぁ?っはは、するわけないでしょ」 そう、何度も体を重ねて来たんだ、今更誰と寝ようが緊張なんてするわけない。 ──────はずなのに。 ドキドキと無駄に早い鼓動。 ベッドの上で桜樹を···燈人を見ると急にうるさくなった。 「緊張しねぇって、言ってなかったか?」 「言った、し、しないはずなのに···」 「へぇ···、なあ、キスしていい?」 「···うん」 優しく触れるだけのキスをされる。そこからぞくぞくと熱が生まれて熱くなる。 俺から離れてペロリと自分の唇を舐めた燈人は口を開けと言って、それに素直に従うと舌を入れられて激しく口付けを交わした。 「ん、ふっ···は···っ」 それは荒々しくて、たまらず燈人の着ていたシャツを握った。できるはずの呼吸も上手くできない。それくらい緊張して、手に汗をかいてるのもわかる。 キスをしたまま、燈人は俺の服の裾から手を差し入れ腹筋を撫でた。 それなりに鍛えてはいるからボコボコするその感触に驚いているようだ。 「お前、そんな鍛えてんの?」 「鍛えないといけないのー」 「もっとナヨナヨしたやつだと思ってた。」 「嫌い?」 「いや、全然」 上半身を裸にされてそっと乳首に触れられる、ビクッと震えて鳥肌がポツポツと立った。 「は、ぅ···」 「声出せ、そっちの方がいい」 「う、ぁ、ああ···!」 キュッと片方の乳首が抓られて突然の強い刺激に声が抑えられなかった。けれど燈人はそれがよかったみたい。柔らかく微笑んで俺の髪を撫でた。 それに何故だかすごく安心していた。けれどもう燈人は違う行動を始めていて。反対の乳首に顔を寄せて熱い舌でそこを舐めあげられる。「ひっ···!」と首を仰け反らせた俺の反応を楽しんでる様子で少しだけやり返したくなった。 「っ、お前余計な事するな」 「だ、って俺ばっかり、ムカつくじゃん」 膝頭で燈人の股間をグリグリと刺激してやると眉を寄せて文句を言ってきた。けれどそれだけに止まらずにやつは強めに乳首を噛んでくる。 「い、たぁっ!!」 「はっ、痛いだけじゃねえだろが」 「あ、も、くっそ···!やだ、っ、触ってよっ」 「どこを?」 「っ、俺の···」 「お前の?」 「···っ!!」 自ら口にするのは嫌で燈人の手を持ってそこに押し付けた。 「ここ!!」 「···ぶはっ、お前可愛げないな」 「男に可愛げがあっても意味な、っああ!!」 ギュッと服の上からそれを握られて待ち望んでた快感に腰が揺れた。

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