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第23話 R18

「は、はぁっ、んぁ、あぁッ」 「声出すなっつってんだろうが」 「無理、ってぇ、···イッた、ばっかりっ」 中に入れられた指は容赦なしに動き出す。イったことで敏感になってる体は燈人の些細な指の動きにさえ過剰に反応してしまう。 「ひィッ!!ふ、ぁアッ!!」 「ほら、てめえの好きな前立腺」 「む、無理、やァッ!!くる、しっ···!!」 異常なほど体が震える。さっきイったばかりのそこももう既に勃ち上がっていた。 「ね、ねえ、優しくしてよっ」 「優しいだろうが、十分よ」 「優しく、ないよっ···昨日したみたいな、セックスがいいよぉ」 快感が大きすぎて涙が止まらない。泣きたくなんてないのにポロポロと溢れてくる。 腕を解いてと泣きながら言うと流石に可哀想だと思ったのかそれを外してくれた。 「ね、燈人の方、見たい···っ」 「ああ」 指を抜いてくれてゆっくりと燈人が見えるように体を反転させる。燈人が目に入ると少し嬉しくなって腕を彼の首に回した。 「悪い。流石にやりすぎた」 「うん、今からは優しくして」 「ああ」 そう言うとさっきとは全然違う優しいキスが与えられる、それはただ甘くて気持ちよくて笑みが漏れた。 「は、はっ···ん、」 「おい、力抜けキツい」 「ま、て···一回、待って」 「ゆっくり息吐け」 燈人のモノが中に入れられて、トントンと奥を突かれるけれど、あまりにそれが気持ちよくて力が抜けない。 動かないから一回息吐けって言われて深呼吸を繰り返す。けれどそうすると余計に中にいる燈人を感じてしまって反応してしまう。 「は、おか、し···おかしいッ」 「は?」 「苦し、気持ちくてっ、んんっうっ」 「動くぞ」 「あ、あああ!!っん、あ、ァア!!」 動き出した燈人。気持ちよすぎて頭が真っ白になる。何かに縋りつきたくて、そうしてないとどうにかなりそうで燈人に手を伸ばした。その手を燈人が取ってくれて指をそれぞれ絡めベッドに押さえつけられる。 「飛ぶなよ」 「、は、あぅ···あ、あ、あ!」 「聞いてんのかよ、」 「も、む···り···」 「ああ、もう出る···っ」 「ひ、あぁ、あ、あ!!」 「っ、く···」 奥が燈人のもので熱くなっていく。じんわりと広がるその暖かさを感じるとだんだんと視界が黒くなってきた。 「とう、り···」 「ん?」 「ね、むたい···」 「ああ、寝ろ」 汗で額に貼り付いた前髪を燈人が退かしてくれる。そのまま髪を撫でられて、それに安心して目を閉じた。

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