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第51話 R18
キスをしながらシャツのボタンを解かれ乳首に触れたと思えば、そこをギュッって痛いくらいに摘まれて体が小さく跳ねた。
嫌だって身を捩ると摘むのをやめてそこを撫でられる。キスも深く激しくなっていくから息継ぎが難しい。
「待、って···と、り···」
「ん?」
「苦し···」
そう言うと唇が離れて、それと同時にまた乳首を摘まれて燈人の肩に額を置いた。
「痛いっ」
「だけじゃねえだろ」
「あっ···ん、も、やだっ」
燈人の首に噛み付いて俺も反撃だってそこに舌を這わせる。薄っすらと血を浮かばせていて血の味が口の中にふんわりと広がった。
「噛むな、痛い」
「んー···」
「聞いてんのかよ···」
俺の体に触れてた手はそろりと下に降りていく。ベルトを外される、前だけ寛げて下着を少しずらして勃ってるそれが外気に晒された。
「っ···ンぅ」
「触んぞ」
「···っ、あ、あっ」
久々に触れられたそこ、ビリビリと背中に電気が走るような感覚。堪らず燈人の首に腕を回して縋り付いた。
上下に扱かれて先端をグリグリと刺激されると快感が体を走り抜けて背中を逸らした。
「い、っ、イくッ···!」
「まだだ」
「っく、ぁっあ!!」
先端を親指で押さえられてイくにイけなくて苦しさに震えてるとくくっと燈人に喉で笑われた。
「ひどい、ね」
「この間よりましだろ」
「ねえ、ベッド···、行こう···?」
「ああ」
キスをして燈人に抱き上げられベッドに連れて行かれる。ゆっくり体をベッドに倒された。
「イきたい、んだけど···」
「ああ」
ズボンを脱がされてはぁと息を吐く、燈人の服も脱がせたくてシャツのボタンに手をかけた。
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