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第211話 R18

「起きて」 身体を揺すられて目を覚ますと太陽がペチペチと俺の頬を軽く叩いていた。 「ぁ···ぅ···」 「寝落ちしたんだよ、まだ終わってないのに」 「ぅ、そ···」 よく意識を向けたらお尻にまだ何かが入ってる感じがする。気づいた時にキュッと締めてしまって太陽が「うっ」と呻いた。 「た、いよ···」 「俺とシてる途中だよ」 「も、やだ···何も出ない···ん、っ···ひぁっ···!」 横を向けば架月が少し離れた場所で俺たちをニヤニヤと笑いながら傍観してる。 「太陽っ、だめ···も、ぁ、ぁあっ」 「っ···」 「ひゃっ···あ、ぁああ···!!ぁ、つ···中、熱いぃ···」 太陽が中に欲を吐き出して、何も出すものがない俺はドライでイッてしまって体が震える。ズルッとモノが抜かれてキスをされその間も酷い眠気と戦っていた。 「太陽···眠い···」 「うん、寝てもいいよ」 「あと、任せて、いい···?」 「ああ、おやすみ」 額にキスを落とされ落ちてくる瞼に逆らうことなく目を閉じた。

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