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第224話

遅めの昼食を済ませて燈人の膝に向かい合わせで座りながらボーッとしていた。未だに腰に違和感があるのをなんとか無くしたい。 「ねえ腰摩って」 「ん」 スリスリと燈人の温かい手で摩ってもらう。じんわりと暖かくなって少しだけましになった気がする。 「はぁ···気持ちいい」 「これがか?」 「うん、温かいから···」 頬を燈人の肩にグリグリと当てる。「ならよかった」と優しく笑った燈人、顔を上げるとちゅ、とキスされて思わずニヤニヤとしてしまう。 「明日、組の方に顔出してくる」 「うん」 「お前はここで留守番しててくれ」 「うん、どうしたの?わざわざそんな事言うなんてさ」 「いや、別に何でも無えけど、ただ···ほら、帰ってきた時におかえりって言われると嬉しいだろ」 見た目によらずそんな可愛いことを言った燈人にクスクスと笑うと「何だよ、お前はそうじゃねえのかよ」とブツブツ言葉を零す。 「ううん、嬉しいよ」 「俺を待っててくれたんだなって思うだろ」 「そうだね」 「だから、言ったんだ」 「うん、任せて。明日はちゃんと甘ぁい出迎えしてあげるから!」 「···別に、普通の出迎えでいい」 ぶっきらぼうにそう応えた燈人だけど、唇をキュッと引いてるところから照れてることがわかった。

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