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第236話 真守side R18

「うぁっ!」 突然指を入れられて驚いた。 燈人に抱きついて中を広げられていく快感に耐えていると「顔上げろ」と言われて、素直にその言葉通りに動いてみせる。 「ん···んちゅ、ふ···ぁ」 「中締まった」 「気持ち、ぃ···」 キスをされて余計に気持ちが良くなって、中が勝手に動き出して燈人の指を締め付けてるのがわかる。 「おい、力抜け」 「あ···無理、ん、気持ちい、もん···」 燈人の肩に額を付けて荒く呼吸を繰り返す。 目の前にある逞しい首に噛み付くと「いてぇな···噛み癖やめろ」と言いながら前立腺を弄られる。 「ン、ぁぁぁっ、ん!」 「自分で挿れるか?」 「ぁ···ん、挿れる···」 ゆっくり指を抜いた燈人。腰を上げて燈人の硬いそれを掴んで先端を後孔に当てゆっくり腰を下ろしていく。 「は、あぁぁー···っ」 ゆっくり沈めていくけれど前立腺に当たるのが怖くて一向にそれ以上先に進まない。深呼吸をして止まっている場所からまた奥に進めようと思うけれど、なかなか勇気が出なくて燈人を見つめる。 「は、入らない···」 「入る」 そう言って俺の腰を掴み下に向かって押さえつける。ズン、と先端が奥に当たってその衝撃に耐えることが出来ずに射精した。 「ひ、ひぃっ、あ、あ···」 「ここ、気持ちいだろ」 「や、だめぇ···っ」 突然始まった律動にもう何がなんだかわからなくなって燈人に凭れてただ座っているだけ。 「は、はぁっ···き、もち、い···」 「自分で動け」 「んー···あ、うぅ···」 ゆっくり腰を上げて、下ろして、それを繰り返すけれど腰が痺れるような快感にそのまま座り込んで動けなくなる。 「こら、動け」 「う···ぁ、ぁ···」 軽くお尻を叩かれて、もう一度ゆっくり腰を動かす。 燈人が満足そうな表情で俺を見つめては「可愛い」と何度も口にする。 「あぁっ、ぁ···燈人···っ、も、苦しいっ」 「じゃあ交代な」 「ひっ、あ···!あ、っ、あぁっ!」 中にモノが入ったまま押し倒されて、息をつく間もなくガツガツと奥を突かれた。 「あ、あっ、あ、あ!ひ、ゃああ!で、る···イク、いくっ!!」 体が痙攣したように震えて足の先までピンとなる。 燈人の肩を掴みながら襲ってきた快感に堪えていると後ろだけでイったみたいで精液は出なかった。 後ろだけイくのは辛くて、未だに腰を打ち付けてくる燈人に「やだっ」と腕で突っぱねるのにやめてはくれない。 それどころか「邪魔だ」と体をくるりと180度回転させられて、バックでされることになった。

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