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バレた 9
「んっ、は……っぅ……んんっ」
怜旺は喘ぎを漏らさないよう必死に唇を引き結び耐えていた。それでも抑えきれないくぐもった声が漏れ、恥ずかしさに生理的な涙が目尻に浮かんだ。
「――チッ。……出すぞっ、中にたっぷりとザーメン注いでやる」
「や、中はだめだ……っ頼むから外に……っ」
怜旺の言葉を無視して圭斗の動きが激しくなり、腰を掴んでラストスパートと言わんばかりに奥へ奥へと穿つ。
「や、め……っひ、んんっ! っん……っぅ、あ……っ、ぁあっ!!」
一際強く奥を突かれたと同時に、体内に熱い飛沫が叩きつけられる。その衝撃で我慢していた声が抑えられず、怜旺も呆気無く達してしまった。
「ぁ……っ、は……っぅ……っ」
「あれ? センセー、もしかしてイった? ははっ男でも中でイケるもんなんだなぁ」
「っ、るさい……っ」
揶揄するような圭斗の声に怜旺は唇を噛んだ。悔しくて仕方ないのに、怜旺の後孔は未だに圭斗のモノを美味しそうに食んでいる。
全て出し切る様に何度か緩慢な動きで抽挿を繰り返した後ズルリと引き抜かれる刺激だけで、甘い疼きが身体を駆け巡った。
「ふ、ん……っ」
「……おい、誰が休んで良いって言った? 次は俺の番だろ」
圭斗が退いた事で出来た隙間に亮雅が入り込んで来た。まだ息の整わない内に身体を反転させられ、四つんばいの体勢を取らされる。
「ちょっ、ふざけんな! そんな何回も……ぅ、く……っ」
「まだ足りねぇんだよ。おら、ケツ上げろ」
「や、やめろ……っ!……っ、ぐ……っ」
亮雅は怜旺の腰を掴むと一気に根元まで挿入してきた。そのまま休む間もなく激しいピストンが始まり、ガクガクと揺さぶられる。
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