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知られたくない 10

しかもコイツはわざとそこを刺激するように膝で押し上げて来るから質が悪い。まるで焦らすかのように絶妙の力加減で擦り上げて来るものだから余計に意識がそこに集中してしまう。 「う……っ、は、んん」 眉根を寄せて、どうにか快感をやり過ごそうと試みるが、どうしても鼻にかかった甘ったるい声が漏れ出てしまう。 「アンタ、今自分がどんな顔してるか知ってる?」 圭斗はクスッと笑うと、膝で刺激を与えながら、怜旺の頬を両手で包み込むように触れて来た。 「すっげぇエロい顔。今にも泣き出しそうだな。こんなに身体は素直なのに、どうしてそんなに頑ななんだ?」 「……お前に……ッ、屈するくらいなら死んだ方がマシだ……ッ」 「はっ、言うと思った。……じゃ、時間もねぇし死にそうなくらい気持ち良くしてやるよ」 圭斗はそう告げると、器用に怜旺のベルトを外し一気に下着ごとずり下げられていた。露になった性器を隠す暇もなく、彼の手が怜旺自身を掴むと、乱暴な手付きで上下に扱かれる。 「ああっ!……んんっ、う……っく」 いきなり与えられた直接的な快感に、堪らず怜旺の口から甲高い声が零れた。慌てて口を手で塞ごうとするが、圭斗はそれを許さず、空いている方の手で強引に手を剥がされる。 そして頭上で一纏めにして押さえ付けられてしまった。 圭斗はそのまま片手で怜旺のモノを強く握り締めると、激しく手を動かし出した。先端からは先走りが溢れ出てぬめりを帯び、自分の意志とは関係なく、もっと強い快感を求めて腰を揺らしてしまう。

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