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知られたくない 13
「静かにしろよ。誰かに気付かれてもいいのか? ま、今更だけど」
「う、く……っ、は、ぁ……」
怜旺は声を漏らさないよう歯を食い縛って耐えようとするが、圭斗は容赦なく腰を打ち付けて来る。
「やべ、全部持ってかれそ……っ」
はぁ、と頭上で圭斗が酷く淫靡な溜息を吐いた。奥を突かれる度にビリビリとした衝撃が走り、怜旺は声にならない声を上げる。
「んんっ……っ!」
「アンタのココ、ぎゅうぎゅう締め付けてきてマジでヤバいんだけど」
「う、るさ……っ、黙れ……っ」
「ははっ、そんな蕩けた顔で言われても説得力ねぇけどな」
圭斗は楽しげに笑うと律動をさらに速めた。肉同士がぶつかり合う乾いた音と共に、ぐちゅっといやらしい水音が響く。
「んんっ、ふ……っ、んっ」
怜旺はあまりの激しさに、もう声を抑えることすらままならなかった。口を開けば、はしたない声が漏れ出てしまう。
「はぁ……っ、くっ、アンタん中すっげぇいい……っ。んだよ、これ。その辺の女より全然興奮する……っ」
圭斗は怜旺の身体を貪りながら、荒い呼吸を繰り返した。額には汗が滲んでいる。
「ぅ……ぁっ、く、ぁ……っ」
「やべ、もたねぇわ……っ、出すぞ……っ」
圭斗はそう告げると、一層激しく腰を動かしてきた。パンッという激しい音が響き渡る。
「や、め……っ! な、中は……っ」
「安心しろよ。ご希望どうりたっぷり注いでやる」
「う、ぁっ!ち、ちがっ!! ああっ! んんっ―――!!!」
そんな事は望んでいない! そう言うよりも早く、圭斗のモノが最奥に叩き付けられた瞬間、熱い飛沫が注ぎ込まれ、怜旺の思考が真っ白に染まった。同時に怜旺自身も再び達してしまい、二人の腹を白く汚した――。
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