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気まぐれ 8

「ん、んっ、は……っ、どうだ? 気持ちいいかよ?」 「なんのスイッチ入ったのかしんねぇけど、やらしすぎだろっ! あぁ、やべマジ……こんなんすぐイッちまう……っ」 「はっ! いいぜ? 一回出しとけよ。ほら……」 怜旺は圭斗の腹に手をつくと腰の動きを早めた。 「くっ、はっ、あーっ、くそっ、このエロ教師……っ」 「うるせっ、は、あっ、く……っ」 余裕のない表情にゾクゾクした。もっと焦らして翻弄してやりたい。もっと、自分に溺れてしまえばいいのに……。 ふと、そんな考えが頭をよぎり、ハッとして怜旺はピタッと動きを止めた。 いやいや、何を考えているんだ自分は。生徒相手にそんな事を思うなんてどうかしている。 圭斗が自分に欲情している姿に悦びを感じてしまっているのも、きっと気の迷いだ。何かの間違いに違いない。 「……くそっ、何でとめるんだよ」 突然動きを止められ、圭斗は怪しむように怜旺を睨んだ。 「な、何でもない……」 「?」 怜旺は慌てて首を振り、射精を促すように腰の動きを速めた。 「好きだろ? 中出し……ほら、さっさとイケよ」 「っ、てめ……っ、またいきなりっ あぁ、締め付けんな、やべ……っ」 唇をぺろりと舐め、煽るように頬を撫でる怜旺の姿は妖艶そのものだった。 普段とのギャップがありすぎるその姿に圭斗はごくっと喉を鳴らすと、怜旺の腰を掴み下から思い切り突き上げた。 「くそっ、なんなんだよ……。どんだけエロいんだアンタ!くっ、もう……っ」 「あっ、あ……っ!」 余裕のない声を洩らし、興奮気味に圭斗が一際強く奥まで突いた瞬間、怜旺の中で熱い飛沫が弾けた。 「は……っ」 「あ、あ……っ」 圭斗が達したと同時に怜旺も再び絶頂を迎え、圭斗の腹に白濁を吐き出してしまった。

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