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ふざけるな!! 3
「……っ、く……っ」
再び振動を再開したローターの存在に思わず小さな呻き声が洩れそうになるのを何とか堪える。
だが、一度気が緩んだ所に、新たに刺激が与えられたせいで、先ほどよりも敏感に感じてしまう。
「っ、んっ……ふっ……く……っ」
堪えようとしても堪えきれない疼きに。腰が微かに震えて、太腿に力が入る。
もうこれ以上は立っていられず、怜旺はふら付く足取りで教卓に戻ると机に両手を突いて身体を支えた。
視界には心配そうな表情をした生徒達が何人か映ったが、それを気にしている余裕はない。
身悶えるほどに荒れ狂っている強烈な快感が全身を蝕み、理性が少しずつ削り取られていく。
早くっ、終わってくれ。そうじゃないと……。
机の下に隠れたスラックスの中では、既に怜旺の雄がはちきれんばかりに硬度を持ち、先端からは透明な雫が溢れ出している。
少しでも気を抜けば、今にも達してしまいそうだ。
こんな場所で、しかも生徒達の目の前で果てるなど絶対に避けたい。
だが、そんな怜旺の心情などお構いなしに圭斗はローターの威力を強めて来る。
「……ッ、ふ、ぁ……ッ」
思わず洩れた吐息は、自分でも驚く程甘い響きを持っていて、怜旺は咄嵯に口を覆って俯いた。テストに集中している最前列の生徒達には聞かれてはいないようだったが、それでも恥ずかしくて堪らない。
忍耐力の限界を感じ、膝から力ががくりと抜け、倒れ込むように椅子に座りこんでしまった。
その振動で、体内に埋め込まれたソレの存在をよりリアルに感じ取ってしまい、全身が硬直したように動けなくなる。
額からは尋常じゃない程の汗が吹き出し、激しい羞恥心で顏が熱くなっていく。傍から見れば、急に体調不良を引き起こしたようにしか見えないのではないだろうか。
とにかく早く終わって欲しくて祈るようにチャイムが鳴るのを待った。
怜旺はぎゅっと拳を握り締めて、唇を噛みしめながら必死に襲い掛かる快楽の波に耐え続けた。
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