その反応を見て気を良くした圭斗は指先で乳首を摘んだり弾いたりしながら愛撫を続ける。露になった胸元に熱い舌が絡んで吸い付かれると、堪らず鼻から抜けるような声が洩れる。 「……ッん……っ」 もどかしい刺激に腰が揺れ、もっと直接的な刺激が欲しいという欲求が次第に強くなっていく。しかし圭斗はまだ胸への愛撫を止める気はないらしく、執拗にそこばかりを攻めてくる。 「は……ぁっ椎堂……、も、そこ……いいから……ッ」 もどかしさに耐えきれなくなった怜旺は熱い息を吐きながら圭斗の身体を押し退けて上体を起こすと、そっと圭斗の下腹部に手を伸ばした。 ズボンの上からでも分かる程に膨れ上がっているソレを掌で包み込むようにして触れれば、彼は小さく息を漏らす。 「はは……相変わらずでっけぇ……」 布越しでもはっきりとわかるくらい勃起している圭斗のモノを形を確かめるように撫で、その質量と熱さに思わずごくりと喉がなった。 ベルトを外してズボンを脱がせると、下着の中から取り出された圭斗のモノが露になる。 大きくエラの張ったカリ首に太く長い竿に血管を浮き上がらせた赤黒い亀頭──目の前に現れた凶器のような巨根は本当に高校生のモノかと疑いたくなる程だ。 今からこれで滅茶苦茶にされるのだと想像しただけで、腹の奥がどうしようもなく疼いて仕方がない。 怜旺はごくりと生唾を飲み込むと髪を耳にかけそっとそこに顔を寄せ、躊躇いもなく圭斗の亀頭を口に含んだ。そのまま舌でぐるりとなぞると口の中に圭斗の体液が広がっていく。 「っ、獅子谷……？」 表情は見えないが、圭斗の声色に戸惑いの声が滲むのがわかった。 口を大きく開けたまま赤い舌を長く伸ばして、側面と裏筋を丹念に上下する。 いやらしく見えるようにしゃぶりながら時折視線を上げて圭斗を見れば、羞恥からなのか興奮からか頬を紅潮させながらジッとこちらを凝視している圭斗と目が合った。 圭斗にジッと見られていると言う事実が堪らなく恥ずかしい。その視線に反応して下腹部が甘く疼き、触れてもいないのに淫穴がヒクヒクと痙攣して圭斗を受け入れたがっている事がはっきりと感じられる。