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光明 6

自分が求めているからだろうか。強く激しい熱に身体中の細胞が沸き立ち、心も身体も高揚していくのが分かった。 さっき、都築達に触れられた時には嫌悪感しか沸かなかったのに、胸のざわめきが全然違う。 「っ、……んんっ」 「声、我慢しなくていいから」 「でも……」 「聞きたい」 圭斗の熱い吐息を胸元に感じて、ビクッと身体が震える。シャツの上から胸の突起をカリッと引っ掻かれて鼻から抜けるような吐息が洩れる。 そのままシャツの下から手を差し込まれ、直接捏ね回される。少しカサついた掌に胸全体を揉みしだかれながら人差し指と中指で乳首を挟んでクリクリと擦られると鋭い刺激が生まれて無意識に腰が揺れた。 少し大きめの服を胸の上までたくしあげ、その小さな突起を舌でねぶるように舐め上げられれば、ビクビクと身体が震えてしまう。 「っ、あ……はぁっ」 圭斗の頭を掻き抱いて、髪をクシャリと握る。舌で優しく突かれたり、強く吸われたり、甘噛みされたり。何度も繰り返される執拗な愛撫に下腹部がジュンと熱くなり堪らない疼きが全身を支配していく。 どうにも我慢がきかなくなって、自らの腰を圭斗の腿に押し付ける。同時に右手を伸ばして圭斗の昂ぶりをゆっくりとスウェットの上からさすり上げた。 「っ、おま……っ」 「何も言うな馬鹿……っ」 圭斗が苦し気な声を絞り出し、眉根を寄せた。自分でも、はしたない事をしているとわかっている。だけど、一度灯ってしまった情欲の炎は簡単には消えてくれそうにもない。

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