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光明 11

「何、デカくしてんだ」 「いや、だってさ、こんなベトベトに濡らして……やらし過ぎんだろ」 二人の腹の間に放った精液を、圭斗が手のひらで掬って見せる。怜旺の放ったものが圭斗の腹筋を汚し、そして結合部分からも溢れ出ていた。 「んんっ……」 腰を揺らされて声が漏れる。一度達したおかげで身体が敏感になっているのか、まだ余韻の残る身体は些細な刺激にも反応して震えてしまう。 「エロい声……たまんねぇって」 汗の張り付いた前髪を掬いあげられ、ちゅっと額にキスが落ちてくる。くすぐったさに身を捩ると、キスをしながらゆっくりとした動きで圭斗が腰を突き上げてくる。 「ふっ、んん……まだ、すんのかよ?」 「俺が一回で満足したことあんのか?」 「んっ、……ない……」 「だろ?」 クスっと笑いながら頬や瞼にキスが降ってきて怜旺も思わず笑ってしまいそうになりながら、それに応えるように圭斗の背中に腕を回してぎゅっと抱きついた。 なんて横暴なと思うが、そんな言葉にすら愛しいと感じる自分はもう圭斗にベタ惚れなのだろう。 圭斗に愛されているという事が、何よりも嬉しい。 体を繋げるという行為が気持ち一つでこんなにも満たされるものだったなんて、今まで知らなかった。 「何、考えてんだよ」 「いや、別に……」 ふっと笑った怜旺の頬に口づけて、圭斗が不満そうな顔をする。そんな子供っぽい所も可愛くて愛おしくて仕方がないなんて思ってしまう自分も大概だとは思うが……。 「次は、後ろな?」 「ん……」 耳元でそう囁かれ、素直に頷く。 身体をくるり反転させられて四つん這いになると、尻を掴まれ双丘を割開かれて再度熱の篭った昂ぶりが押し当てられた。 先程中に放たれたもののせいでぬめりを帯びた後孔は容易くそれを飲み込み、太く逞しいものが自分の中で蠢いている感覚に背中を震わせーー。

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