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18 悠里視点
寝る前になり大翔電話してみた。
数コールで出てくれた。
《もしもし?》
「あっ悠里だよ、お母さんとどうだった?」
《・・普通に早く帰ってきて久しぶりに夕飯作ってくれたよ、妙に優しかったのは驚いたけどね》
なんか明らかに声に覇気がない
聞くのは不安だけどここは、、
「元気なさそうだけど話はなんだったの?」
《・・・》
少し長い間があった。
《大した事じゃなかったよ、、
最初は再婚とか引っ越しとか思ったけど、普段の様子聞きたかったみたいアハハ》
大翔、悪いけど伊達に恋人やってない
なんか絶対隠してるのは分かってる
でも転校とかなら確かに隠す事じゃないから
本当にだと思うからそこは安心した。
「そうなんだ、良かったぁ、転校するなんて言われたら家に監禁しようかと思ったもん」
《コワッ!ヤンデレってやつか、でも悠里なら本気でやりそう》
「うん、大翔のためなら何でもやるよ」
去年俺は大翔を救うために感情的になりすぎて行動した。今思うと我ながらあの行動力には驚いたけどあの時はとにかく大翔が傷つけられた事が許せなかった。
もしまた何か起きたら同じ事すると思う、、
《俺も悠里のためならなんでもするよ》
「ありがと」
お母さんの話以外はいつもの大翔だった。
言いづらそうな程重要そうなのは分かった。
でも俺を信じていつか話してくれるといいな
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