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42 悠里視点

家に着いて  「ただいま……」 「あらっゆうちゃんお帰りなさい、 今日は早めね、丁度皆いるし食べましょ?」 お母さんが出迎えてくれた。 「うん、着替えてくるね……」 着替え中さっきのがまたフラッシュバックする。 大翔大翔大翔…心で大翔の事だけ考えて落ち着かせた 「ゆうちゃん出来たわよー」 下から声がする。 いつもは返事するけど黙って降りた 「ゆうちゃんどうかしたの?」 皆席に着いて今日はカレーだった。 「何でもないよ」 やっぱ変化があるのかな? 「兄ちゃん、ひろくんとなんかあったの?」 心配そうに聞いて来た 「何アイツついに大事な悠里を泣かせたのか?」 お父さんまで…… 「違うよ! 大翔とはずっとラブラブなんだからな!」 「「「自分で言うなよ………」」」 3人はもった 確かにラブラブは恥ずかしい…… 「なら良かったよ。 でも別れたら言ってね?その時は俺が貰うからさ」 ブゥー! 「そんな日来ません!」 皆で笑った。やっぱ家族って癒される。 「それにしても大翔くんも最近来てくれないけどママも、会いたいわね。 いつでもご飯誘っていいのよ?」 「俺もよく誘うんだけど気を使ってくるんだよ、迷惑になるとか言ってさぁ」 「ひろくんのお母さん最近は帰ってくる事も増えたらしいよ。LINEで聞いた」 そんなのたまにじゃないか…… 「パパまだ日程は計画中なんだが学校生活が落ち着いたら今度晴翔や悠里の友達や彼氏の大翔くんを呼んで家の庭でバーベキューしないか?で大翔君は泊めてもいいぞ」 「あらっいいわね気分転換にもなるし2人ともどうかしら?」 「俺も賛成」 バーベキューかぁ大翔と楽しみだな 「うん、皆にも伝えておくよ」 食後勉強に風呂そして寝る少し前スマホいじってると晴翔が入ってきた。 「兄ちゃん何かあったでしょ?」 晴翔は本当鋭い 「大したこと…じゃない、、」 「ひろくんと喧嘩してないのはさっき分かった、原因は他。 ひろくんに相談出来る事なら俺は出しゃばらないけど、話せないなら俺に話してよ。 兄弟を信じて」 グスッ…ウウッ また涙が出てきて晴翔にも全て話した。 涙をタオルで拭いてくれた。 「信じらんない!そいつクズすぎ。 兄ちゃんは水泳部やめるべきだよ」 「でも水泳辞めたくないし、悔しいから」 「でも今後もっと酷いことされるかもしれないんだよ? 泳ぎたいならスクールに変えるとか自由に泳げるプール場もあるじゃん? 水泳部内じゃひろくんに守ってもらう事も出来ないんだよ?」 「分かってる、でもいつも大翔に頼ってたら何も変わらないし、もう少し頑張ってみたい!」 逃げてばかりじゃ解決しない、 去年もそうだった。 大翔がいなきゃ今頃俺は不登校になってたよ。でも今回は事情が違う。 「はぁっ本当そう言うとこ頑固なんだから、でもひろくんに話さないの?」 「明日は部活ないし、早いから大翔の家行って2人で話してくる」 「そしてベットで愛し合うでしょ?」 「コラっお子様は早く寝なさい」 「残念ながらもうお子様じゃないもーんw」 晴翔の意味がその時は分からなかった。 晴翔が出てった後、大翔に電話してみたけど出なかった。誰かと通話中? そう言えば草下との騒動で忘れかけたけど 立花と…まさか大翔に限ってないよね? LINEだけ送った 《ハローダーリン…今日会えなくて寂しかったよ。明日部活ないから一緒に帰って大翔んち行きたいな?電話したかった…残念だけど大好きだよおやすみ❤️》 ちょっと大胆すぎたかな? 朝起きたら大翔からもLINE来てた 《ハローハニー…俺もめっちゃ寂しかったよ…明日予定ないから大丈夫だよ。 俺も大好きだよ、おやすみ愛しの悠里》 嬉しい大翔大好きチュッ…早く会いたい ご飯食べて学校向かった。

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