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46 千尋視点

「ごめんね千尋今日は約束があって、 でも行きたいから次の休みじゃだめかな?」 昨日は自分から誘ってきた癖に 「松丸?」 「なんで分かったの?」 言ってみたらやっぱりそうだ。 「お前ら仲良さそうだし、映画2人で観てた」 「親友だからよく遊ぶだけだよ」 親友…本当にそれだけか? 「分かった考えといてあげるよ」 「本当?ありがとう」 「じゃあ」 「うん気をつけてまた明日ね」 優しく言ってくれる。 草下と大翔は会わたくなかった。 色々バラされた。 でもアイツは拒絶しなかった。嬉しかったよ…ちょっとだけね 「ただいま」……… 綾乃さんは?いつもならすぐ出迎えてくれるけど、 「お帰りパパの天使ちゃん待ち侘びたよ」 この声は 「パパ?ただいま今日は早かったんだね?」 「ああっ昨日は千尋に触れられなくてずっとパパ寂しかったんだ。昨日パパがいなくて千尋も寂しかっただろう?」 抱きしめながら言ってきた。 むしろホッとしてたよ! 「うん、寂しかってた。 ねぇパパ相澤って人が昨日挨拶してきたよ。中田さんと代わったんだ?」 「…ああ…中田は辞めたから後任に私が任命したんだ。安心しなさい、すぐに慣れるさ」 本当にただ辞めただけなのか? 俺が生まれる前から居た人なのに… 「じゃあお部屋に行くね」 「千尋バスローブだけに着替えていつもの部屋に来なさい。 今日はじっくり可愛がってあげるよ」 やっぱりそれ目的か、でも逆らったらもっと酷い事されるかもしれない。 「はい、パパ」 俺は部屋に戻って一度裸になり、バスローブだけ羽織った。 ドア開けたらパパは目の前 「待ちきれないなぁ、ヨイショッと本当千尋は軽いなぁ」 お姫様抱っこで地下室まで連れてかれる時 「ただいまー、おっ何これからヤんの? パパ俺も混ざっていい?」 嫌なタイミングで兄貴が帰ってきた。 「可愛い雪哉おかえり、もちろんだよ。 着替えたら下に来なさい」 「丁度ムラってたんだよ。ちぃちゃん今日も家族仲良く気持ちくなろうね?」 もういいや1人も2人も同じ 「うん」 そして俺はパパと地下室へ移動した。 優しい今日大翔来なくて良かった

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