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96 悠里視点 R-18

《同級生を殺害しようとして14歳の男子中学生の少年が逮捕されました。 調べによりますと少年は当時学校で飛び降り自殺を図ったとされる意識不明の生徒の病室へ面会として入り込み呼吸器を外し、顔を塞ぎ、殺害しようとした所張り込んでいた警察官によってその場で殺人未遂の現行犯で逮捕されました。 警察は少年が飛び降りについても関与していた可能性を調べるとともに余罪も含め調査してます。 警察は少年の容疑の認否については明らかにされていませんが、少年は錯乱状態にあると言うことで今後精神鑑定も進める方針との事です》 あれからしばらく経った。 学校では連日大騒ぎでマスコミは来るわ、警察も教育委員会も来るわで、保護者説明会も行われたり、バタバタしていた。 智樹は学校から籍を外された。 退学に近いだろう。 義務教育だから正確には転校。 要は仮に表出られてもこの学校には居られない。 生徒達もしばらくは話題になり色んな噂まで流れた。 SNSでも話題に上がり、少年法と言っても情報化の時代は怖い。 結局特定もされて木下智樹や両親への 誹謗中傷はそれはもう凄い。 悪魔だ、異常者だ、死刑にしちまえだの。 一方被害者側、まぁ大翔だけど、 心配や同情の書き込みが多かった。 草下は治療の末記憶は戻ったが逆に罪悪感や恐怖症等の精神不安定になりついには転校して行ったそうだ。 部活は1ヶ月中止になった。 6月下旬になった。 体育祭や中間テストも終わった。 いつも学年1位の桐原大翔の名前はない…… 「立花」 「なに?」 「俺実はお前を疑ってたんだ。ごめん」 「別に…木下は残念だったな… 今大翔はどうだ?」 「まだ…身体の怪我は徐々に回復はしてるけど動けないから治りが遅い方ではあるってさ」 「そっか」 「お前なんで面会行かないの? 大翔の事…その好きなら1度くらいは行って あげたら? 恋人の座は渡せないけど友達としてさ」 「行けない事情あるんだ…悪い」 「そっか」 「俺らも友達になろ?」 「いいの?」 「大翔もそう望むよ」 「ありがとう松丸」 「悠里でいいよ千尋」「ありがと…悠里」 「水泳今度こそ教えてほしいな」 「うん…いいよ」 夏からは水泳部は大会も増えてくる頑張んなきゃな。 世間の注目もすぐ変わるもんで 学校でも既に智樹の話題にならなくなった。 「アアンッ…大翔…ダメッ…ハァン…アアンッ」 パンパンパンパンパン 「ハァハァ兄ちゃんキモチイね…アアンッ…すごい!…アアンッ」 最近は晴翔と入れ合いをしてる。 「アアンッ…ハァ晴翔大翔…大好き…ハァン…キモチイ…中熱いよー」 パンパンパンパンパン ウイーンウイーンウイーン 「兄ちゃん可愛いよ…アアンッ…アアンッひろくん!…もっと突いていいよ」 今は俺が入れられて晴翔はバイブで犯してる。 「そろそろ兄ちゃん一緒に…アアンッ」 「ハァハァ…晴翔大翔…うん一緒だよ…アアンッ」 「「イクー」」 ドピュドピュドピュドピュドピュ 「アアーー」 「お腹が晴翔のミルクが…」 「兄ちゃん気持ち良かったね」 チュッ…チュパッ…レロッレロッ 「うん今日もいっぱいしちゃったね」 「兄ちゃんのアソコも中々良かったよ、 ひろくんには負けるけどね」 「俺だって大翔のが1番キモチイんだからな」 「早く3人でしたいねひろくんを兄弟丼にして癒してあげようね?」 「うん」 「大翔の彼女悠里ちゃんに戻って良かった。やっぱりいつもの兄ちゃんが好き。 さぁ兄ちゃん次は入れて」 「ブゥー…彼女じゃなくて恋人なの! いくよ…うりゃ」ズブッ 「アアン…兄ちゃんのまたきた。 今度は兄ちゃんバイブ差したら?」 「うん」ズブッ 「アアン…ハァ…まだまだこれからだね」 パンパンパンパンパンパン 「ハアン…アアッン…イヤ…アアッ」 大翔早く帰ってきてね 事態が動いたのは7月入ってからだ。 とある休日 「ゆうちゃんはるちゃん大変よ、ひろちゃんが意識が戻ったって病院行きましょう」 遂に大翔目が覚めたんだ。 どんな状態か不安だけど 早く会いたい…早く 「うん、早く会いたい!」 「兄ちゃん行こ」 今行くからね、大翔

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