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第8話

ここ数日、大輝の誕生日のことで頭がいっぱいだ。俺の誕生日でアレだもんなぁ…マジで怖え… 「りんちゃん27日だけど…その…」 「あぁ、もちろん大輝の家に行くよ」 それだけ言うと大輝は喜んで抱きしめてくる。何がキッカケで俺を好きになったのか知らないけど、好きだって気持ちは俺にも伝わってくるほど愛情表現をしてくる。それに対して俺に何ができる?プレゼントも用意したし、多分大輝は何でも喜んでくれるだろう。だけど何となく足りない…やっぱりバージンをくれてやることか…いやっ、今更女の子と付き合ったり、他の人とヤるのは俺が考えられない…でも怖えー、、はぁーー大きなため息がでる 「大きなため息なんてついちゃって何か悩んでる?」 「いや、何でもない」 「そう?…もしかして27日のこと?」 「??」 27日のことで悩んでいること知ってるのか?!シラを切ることにする。 「27日が何?」 「いやっリサが…」 「!!リサが何?」 「その…」 「何か聞いたんだな…?」 「うん、、でも、俺は必ずその日にしたいとか思ってないから安心して大丈夫だよ」 「でも、、」 「大丈夫。でも、いつか、、お願いします」 あんなにどうしようかと悩んでいたのに、お願いしますと頭を下げる大輝を見て何だかバカらしくなる。笑って頭を小突く。 「いや、ホントに誕生日を好きな人と一緒に過ごせるって幸せだよ。初めてだから、、」 「初めて?」 「そう…好きな人と誕生日を過ごすのは初めて。ついでに、好きな人の誕生日を一緒に過ごしたのも初めて…これ以上、幸せなことある?」 「………」 「りんちゃん?」 「お前…何でそんなに俺のこと好きなの?///最初はあんなことさせてたのにさ、、」 自分で言うのも何だけど俺に対する愛情がすごい…だけど実際最初はオナホ代わりにされてたことを思うと疑問だよな、、 「ん〜〜なんでだろ?酷いことさせてたのは自覚してる。あの時は、ごめんなさい。だけど、どんな女の子よりも必死に咥えて気持ち良くしようってしてるのが分かったし、、」 「いやいや、待て待て。あれは、お前がイかせなきゃ解放しないって言ってたし、動画も撮ってたんだろ!?仕方なしじゃん!よっぽど女の子達の方が必死でお前を落とそうと頑張ってたと思うけど」 「そうなんだけど、りんちゃんは媚びないじゃん。口は悪いしムードも何もない…だけど、それが新鮮でいつの間にか会うのが楽しみになってた…女の子が誘ってきても明日りんちゃんに会うしって考えるようになって、、そのうち、りんちゃんに会いたいなって思うようになってた…会えたら何だか嬉しくて…俺さこんなの初めてで多分コレが好きってことなんだろうなって、、」 これと言ったキッカケはないけど、きちんと気持ちを伝えようとしてくれてるのが分かる。聞いてるこっちが照れる… 「ふ、ふ〜ん///」 「りんちゃんは?って聞いてもいい?」 「教えなーい」 大輝の腕から逃げて照れ隠しにふざける。すぐに捕まって抱きしめられる 「まーいーや。27日待ってるから」 「おぅ…」

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