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春輝はムカついて蓮爾にその場で殴りかかった。
しかし、咄嗟に蓮爾は春輝の拳を避けると。
そこで春輝を怪しく羽交い締めにした。
後ろにまわると耳元で囁いた。
「随分と威勢が良いな?」
「その様子じゃ、二回戦も余裕か?」
そう言うと、いきなり春輝をベットに押し倒した。
不敵な顔で怪しく上で春輝に呟いた。
「お前は俺と縁を切りたいようだか、簡単に私と縁が切れると思ってるのか?」
蓮爾がその事を上で問いただすと、春輝は我をはって答えた。
『あぁ、出来るさ…!』
『お前みたいな奴にこのまま黙って、服従してたまるか!!』
春輝がそう言うと、蓮爾はその場で笑いを込み上げた。
「…まあ良いだろう」
「その方が面白い」
「強情な相手こそ私は自分に服従させたくて堪らなくなる」
「やっぱりお前は素質があるよ春輝」
「こんなに誰かを欲しいと思った事はない」
「ますますお前が欲しくなった…!」
蓮爾がそう言うと下で蓮爾に唾を吐いた。
「おあいにく様…!」
「俺はそんなに易くはないぜ!」
「何せ俺は俺様だからな!」
「誰のものでもねぇっ!!」
「誰がテメーなんかに愛されてたまるか!!」
春輝は気迫を込めてその事を言った。
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