26 / 48

25

春輝はムカついて蓮爾にその場で殴りかかった。 しかし、咄嗟に蓮爾は春輝の拳を避けると。 そこで春輝を怪しく羽交い締めにした。 後ろにまわると耳元で囁いた。 「随分と威勢が良いな?」 「その様子じゃ、二回戦も余裕か?」 そう言うと、いきなり春輝をベットに押し倒した。 不敵な顔で怪しく上で春輝に呟いた。 「お前は俺と縁を切りたいようだか、簡単に私と縁が切れると思ってるのか?」 蓮爾がその事を上で問いただすと、春輝は我をはって答えた。 『あぁ、出来るさ…!』 『お前みたいな奴にこのまま黙って、服従してたまるか!!』 春輝がそう言うと、蓮爾はその場で笑いを込み上げた。 「…まあ良いだろう」 「その方が面白い」 「強情な相手こそ私は自分に服従させたくて堪らなくなる」 「やっぱりお前は素質があるよ春輝」 「こんなに誰かを欲しいと思った事はない」 「ますますお前が欲しくなった…!」 蓮爾がそう言うと下で蓮爾に唾を吐いた。 「おあいにく様…!」 「俺はそんなに易くはないぜ!」 「何せ俺は俺様だからな!」 「誰のものでもねぇっ!!」 「誰がテメーなんかに愛されてたまるか!!」 春輝は気迫を込めてその事を言った。

ともだちにシェアしよう!