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蓮爾先生の午後の妄想

「次はその体勢でドングリコロコロと言いなさい!」 「嫌です…!」 「恥ずかしくて、そんな事いえません!!」 「いいのか!?」 「欲しくないのか!?」 「私のバナナボートが!」 「バナナボート欲しいですッ!!」 「欲しいですッ!!」 「バナナボート欲しいですッ!!」 「だったらその体勢で、ドングリコロコロを合唱しなさいっ!!」 「うっ…ツ…」 「ドングリコロコロ、ドングリこ…」 「聞こえないぞ!」 「もっと大きな声で合唱しなさいっ!!」 「ドングリコロコロ、ドングリこ!」 「情熱が足りないぞ!!」 「そんな浮わついた心で」 「本当に相手に想いが届くと思ったか」 「バカ者っ!!」 「わかった!」 「なら、先生も一緒に歌ってやる!!」 「ドングリコロコロドングリこ!!」 「小池にハマってさあ大変っ!!」 「何がハマって大変何だ!?」 「答えろ春輝っ!!」 「一体何が落ちて大変な事態なんだ!!」 「その可愛いお口で私に答えてみろ!!」 「うぐうぐっ…!」 「ドングリが池の中に落ちて大変であります!」 「それは誰のドングリだ!」 「きっと俺のドングリかも知れません!!」 「違うっ!!それは私のドングリだ!!」 「あ~~っっ!!」 「お前の汚れた小池にドングリをタップリと落としてやるっ!!」 「さあ!」 「お楽しみのショータイムの時間だ!!」 『いくぜぇっ!!』 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………『う゛っ!!』

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