5 / 43
蓮爾先生の午後の妄想
俺は妄想を拡大し過ぎて途中で
イってしまった。
「フ、私とした事が自分の妄想で」
「早くイクとは…」
「我ながらなんて恐ろしい想像力だ!」
「天才的なシナリオに拍手をしたくなる」
「しかし、あともう少し春輝と一緒に」
「色々と楽しみたかったな…」
俺はそう呟くと現実にかえった。
そしていつの間にか終業のチャイムの鐘が鳴り出した。
チャイムが鳴り出すと掃除の時間が始まり。
廊下を男子生徒達が走り出して。
そこで元気よく騒いでいた。
俺は男子生徒にサド気顔で注意すると。
男子生徒は俺に怯えて何処かに
消えていった。
そして俺は再び保健室に戻って一言呟いた。
「今日も一日平和だ!」
こうして俺の一日は、
ようやく終ったのだった…――。
END
ともだちにシェアしよう!