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蓮爾先生の午後の妄想

俺は妄想を拡大し過ぎて途中で イってしまった。 「フ、私とした事が自分の妄想で」 「早くイクとは…」 「我ながらなんて恐ろしい想像力だ!」 「天才的なシナリオに拍手をしたくなる」 「しかし、あともう少し春輝と一緒に」 「色々と楽しみたかったな…」 俺はそう呟くと現実にかえった。 そしていつの間にか終業のチャイムの鐘が鳴り出した。 チャイムが鳴り出すと掃除の時間が始まり。 廊下を男子生徒達が走り出して。 そこで元気よく騒いでいた。 俺は男子生徒にサド気顔で注意すると。 男子生徒は俺に怯えて何処かに 消えていった。 そして俺は再び保健室に戻って一言呟いた。 「今日も一日平和だ!」 こうして俺の一日は、 ようやく終ったのだった…――。 END

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