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春輝と蓮爾の野外活動
「一枚…二枚…三枚…四枚…五枚…六枚…」
俺はその瞬間、思考が停止した。
俺はドアの前から離れると、恐怖に煽られながら蓮爾に言った。
「おっ…おい!」
「蓮爾"それ"止めろよ!?」
「七枚…八枚…」
俺は恐怖でチビりそうになった。
「九枚…」
俺はその瞬間、脳裏にアレを連想させた。
「ひょっとしてお前…」
「ガチで蓮爾じゃ…ないよな?」
「まさか、おたく…」
「井戸で"有名なあの人"…か?」
俺がドア越しでそう言うと、中からは低い声がいきなり聞こえた。
「あと一枚…足らな~い!」
『で、でたあああああああああっ!!!』
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