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春輝と蓮爾の野外活動
俺は顔を真っ青にしながら、急いで出口に走って行った。
『出た出た出た出た出た出た出たっ!!』
「番町皿屋敷だぁあああっ!!」
俺は心臓が爆発するくらい、強くドキドキ高鳴った。
「うわ~っ!!!」
急いで突き当たりを曲がると、俺はバンと誰かに思いきりあたったのだった。
咄嗟に上を見上げると蓮爾が俺を見をろした。
「春輝、集合時間は過ぎてるぞ」
「早くバスの中に戻れ!」
俺は蓮爾の顔を見るなり抱きついた。
蓮爾は春輝にいきなり抱きつかれると、
目を丸くした。
抱きつく春輝に蓮爾は、フッと笑った。
「…なんだ春輝」
「朝からこの私に色仕掛けか?」
「お前も随分と誘うのが上手くなったな」
「やれやれ」
「そんないけない子はあとでお仕置きをしてやらないとな」
蓮爾がそう言うと春輝は言い返した。
「バカ!ちげーよ!」
「このアホクソ蓮爾っ!!」
「出たんだよっ!!」
春輝が取り乱してそう言うと蓮爾は春輝に言った。
「出たって何が?」
「ウン●か?」
『んなわけねーだろっ!!』
『しばくぞアホクソ蓮爾!!』
春輝はそう言いながらも体がガタガタと、震えた。
蓮爾は春輝に言った。
「お前はさっきからなにを言ってるんだ?」
「そんな事よりバスが出発する前に早く戻れ!」
蓮爾がそう言うと再び奥からすすり泣きが聞こえてきた。
春輝は顔を青ざめると再び蓮爾に抱きついた。
「蓮爾蓮爾!!」
「お前も今の聞いただろ!?」
「聞いたよな…!?」
「つーか、ガチで聞いただろ!?」
春輝はそう言うと蓮爾にしがみついて、
なかなか離れなかった。
蓮爾は片手で頭をかくと春輝に不意打ちでキスをした。
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