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春輝と蓮爾の野外活動

外に出ようとした時、奥から不気味な声を蓮爾は聞いた。 シクシクシク… その声に蓮爾は急に固まったのだった。 「ホラ!またあの声だ…!!」 「お前も今の聞いただろ!?」 春輝がそう言うと蓮爾は春輝を見るなり、片手で口を押さえた。 「しっ!黙れ…!!」 シクシクシク… 再び不気味な声が奥から聞こえた。 「なっ…なんだ今のは…!?」 蓮爾は辺りを見渡した。 春輝は蓮爾に顔を青ざめながら言った。 「さっき俺ガチで聞いたんだ…!」 「間違いない!」 「アレは幽霊の声だ…!」 「早くここから逃げようぜ!!」 春輝がそう言うと蓮爾はトイレの中で 声をあげた。 『誰がいるのか!?』 『悪戯はやめて、早く出てきなさい!!』 蓮爾がそう言うと春輝は慌てだした。 「バカ!やめろ!!」 「相手にするな!!」 「奥の個室からアレが出てくるだろっ!!」 春輝がそう言うと蓮爾は呆れながら言った。 「何を根拠にお前は言っているんだ?」 「学校の怪談でもあるまいしトイレから花子さんが出てくるわけがないだろ!」 蓮爾がそう言うと春輝は言い返した。 「花子さんじゃなくて、アレが出て来るって言ってるんだよ!!」 「アレってなんだ?」 「井戸で有名なあの人だよ!!」 春輝が真顔でそう言うと、連爾は苦笑しながら言った。 「井戸で有名って言ったら貞子か?」 「お前の茶番にはウンザリするな」 蓮爾がそう言うと春輝は言い返した。 「バァ~カ!」 「んなもんじゃねーよ…!」 「祟りがおこる前に早く逃げようぜ!」 春輝はそう言うと慌てて出口へと、 向かおうとした。 すると蓮爾が言った。 「井戸で有名って言ったら"日本の怪談話に出てくる」 「…"番町皿屋敷"のことか?」 蓮爾がそう言うと春輝はそこで固まった。 かたまる春輝に蓮爾は思わず、ツッコミを入れた。 「……冗談だろ?」 蓮爾がそう言うと、春輝は珍しく何も言い返さなかった。

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