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春輝と蓮爾の野外活動

「たしか…どんな話だったけなぁ」 「皿を数える話だろ?」 「一枚二枚三枚って…」 蓮爾がそう言うと春輝は耳を塞いで叫んだ。 『あ~~~~~っ!!』 春輝の小学生レベルの行動に蓮爾は 呆れると、軽くツッコミを入れた。 「…小学生か?」 「大げさなんだよおまえ」 蓮爾がそう言うと春輝はまだ叫んでいた。 春輝はふざけてやっているわけでもなく。 本当にビビっていることを蓮爾は感じると、 突如無言でトイレの方へと向かった。 そして、蓮爾はそこで手荒い感じでドアを蹴って開け始めた。 「誰だ!答えろっ!!」 蓮爾はそう言うと再びドアを蹴って開けた。 春輝は顔を青ざめながら蓮爾に言った。 『お前いきなりガチで何やってるんだよ!?』 『止めとけっ!!』 『呪われるぞ!?』 春輝がそう言うと蓮爾は真顔で言い返した。 「確かめる!」 「そうしないと俺の気が治まらん!」 蓮爾はそう言うと再びドアを次々に蹴って開けていった。 奥の個室にさしかかると再びあの声が、 聞こえた。 蓮爾はドアの前で強くノックをした。 「誰だ!?名前を言え!!」 「言わないとドアを蹴り破るぞ!!」 蓮爾がそう言うと春輝はあたふたした。 「やめろ!!」 「マジで出てくるぞ…!?」 「出てきても俺知らねーからな!!」 春輝がそう言うと蓮爾はサド顔で言った。 「ふっ。その時はこの私がたっぷりと、調教してやるまでだ!」 蓮爾がそう言うと春輝はツッコミを入れた。 「まっ…マジか!?」 蓮爾はドアをガンガン蹴って声を荒らげた。 「早く出てこいっ!!」 「出ないと貴様を…」 「××して×××にしてからさらに××××××ぞっ!!」 蓮爾がサド顔で放送禁止用語を連発して、言うと。 その場でドアを思いきり蹴り破った。 すると、中から大きな悲鳴が聞こえた。 「うわああああっ!!」

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