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春輝と蓮爾の野外活動

1人の男子生徒が3人に言った。 「なぁ、そろそろついてもおかしくね?」 「野外活動マジで面倒だな」 「なんで遠出して山登りなんだよ!」 「もっと楽なのはねーのかよ」 1人の男子がそう言うと薫はトランプ しながら言った。 「俺はサッカーで足腰鍛えてるから山登りは得意だ!」 「まぁ、お前と春輝は帰宅部だから」 「体鍛えてないお前らは大変だろうな~」 薫はそう言うとトランプを一枚引いた。 「俺は趣味で山登り親父としてるから平気!」 「登山なんて楽勝だぜ」 眼鏡をかけた生徒が3人にそう言うと春輝はツッコミをいれた。 「自慢するなよ池田!」 4人が会話しながら盛り上がってると春輝は右側の窓際で携帯をいじっている有馬に話かけた。 「有馬!」 「お前も俺たちとトランプして遊ぼうぜ!」 春輝が誘うと有馬は遠慮した口調で断った。 しかし、春輝はそんな有馬を強引に誘ったのだった。 春輝が誘うと3人も有馬を誘い始めた。 「お前もやろうぜトランプ!」 「こっち来いよ」 薫がそう言うと有馬は照れながら3人の所に来た。 「じゃあ…一回だけ」 有馬は備え付けの座席に腰を下ろしたのだった。 5人でトランプして遊んでいると、眼鏡を かけた池田が春輝に言った。 「なあ、ところでコイツ…誰だっけ?」 池田がそう言うともう1人の男子が同じく、言った。 「こいつ俺達のクラスにいたっけ?」 2人は真顔でそう言ったのだった。

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