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11 大輝の自宅へ
あれから大輝のマンションまで3人で来た。
1LDKできれいな部屋だ。
さっきのお金といフリーターで
大輝はとっくに親元離れた筈だよね?
まさか悪いことしてるんじゃ……
いや大輝に限ってないさ
「ごめんな大輝こんなことになって」
「今日からここがお前の家だ。
気にすんなよ。
ようやく連れ出せたんだから安心したぜ」
「でもあんな大金どうしたの?」
「俺さ去年くらいから自分でパソコン使って事業始めてようやく安定してきたんだ。
お陰でかなり稼げたし、バイトも含めてだからこれでもサラリーマンより年収いいんだぜ?
あの金はだいぶ消費したけど陽加の手切れ金をある程度作るまで待ってたんだ、遅くなって悪いな」
「良かった…大輝って頭良さそうだしね。
とにかくありがとう」
「もう身体売るのもやめろな?」
「でも俺も稼いで恩を返したウウッ」チュッ
「恩なんかいらねー、俺の側に居てほしいんだ。身体でってなら俺だけとにしてほしい」
「……大輝カッコいいな。
流石俺っちのダーリンだよ」
「大輝はいいの?
こんな汚い男達に汚された身体だよ俺?」
「汚くねーよバカ、
俺以外感じなくなるようにしてやるよ」
「嬉しい、大輝大好きだよ」チュッ
「……お邪魔みたいだし、俺っちは出てくね」
「待てよ!なんだいきなり?
お前もウチにいろよ…」
チュッ…レロッ…レロッ…チュッ
「フフ…大輝は本当に優しいんだから。
大丈夫だから心配しないで?
行くとこならいっぱいあるし、陽加は商売辞めたって俺っちから全員に伝えといてあげるから」
「うん…でも光希はどこ行くんだ?
光希が3人でって言ってたじゃん」
「お前も住んでもいいんだぜ?
ってか住んでるだろ最近はずっといたのに」
「知っての通り俺っちは気まぐれだからさ。
気が向いたら来るよ
また連絡するよ…陽加は安心して住みなね」
バタン
「光希!」
「最近はここに居たんでしょ?俺のせい?」
「違げーよ…夜溜まり場見に行ってくるから」
「なら俺も行く…後かずこママの店行こうよ。報告したいからさ」
「そうだな……」
俺らは見つめ合ってる。
ドキドキするし…好きなのかな?
チュッ
「俺らは初めてするな」
「光希とはいっぱいしてズルい…」
「ごめん光希以外としてないから溜まっちゃうんだ光希も可愛いし好きだから」
「なら思いっきり抱いてね。
大輝の全て受け止めてみたい。
客には言ったことないんだからね?
大輝だけのサービスだよ」
「もう身体売るの禁止な?主婦でいいから」
「お料理は出来ないけど覚えるから教えてね?他の家事は出来るから」
「分かった…じゃあベット行こうか」
客には感じないドキドキがある。
自分からしたいなんて珍しいから
大輝になら何されても許しちゃうかも
可愛いお尻叩かれてももしかしたら……
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