翌日俺らは光希にLINEしたら昼前には 《分かった今から帰るね、大輝陽加ありがと》 と返信あった。良かった 「光希今から帰ってくるってさ。 良かったこれで一先ず話し合いは出来るね」 「ああ、俺はバイトあるから夕飯までに帰ってくるから、今日は光希も泊まるよう足止めしといてくれ」 「うん、今度は首根っこ掴んでも待たせるから、任せてね…じゃ行ってらっしゃい」 チュッ 「陽加もな…俺がいない間に勝手に居なくなるなよ…行ってくるな」チュッ バタン フフッどこにも行かないよ 恋人なんだからさ。 俺はネットや本見たりして料理の練習に励んだ。いつも仕事帰ってから作らせるのは悪いし、俺が作れるようにならないと。 夕方、夜になったが光希は来ないまま大輝が帰ってきた。だけど…… 「えっまだ来てねぇのか？」 「一応メッセージや電話したんだけど電源入ってないみたいでさ」 「なんか胸騒ぎがすんな、 アイツ昨日どこいたんだ…心当たりあるか？」 「共通の客もそれなりにいたけど、 俺も知らない客もいるから何とも… 光希の方が客多くいるからさ」 「アイツは客相手以外だと溜まり場いるか、 ウロウロしてるかだしな、今から帰ってくるって言ったのにまだ来る気配もねぇんじゃ…… ヤベエ客に捕まったかもしくは警察か…」 「どっちにしてもヤバいじゃん… 光希に何かあったらどうしよう… ヤバい客に監禁もだけどもし警察なら光希の家族に…ねぇ大輝何か見つける方法ない？」 「アイツは失踪中の未成年だし、 警察も頼れねーし探すのは難しいぞ」 光希どこ行っちゃったんだ？ もし事故や事件に巻き込まれてたら大変だし早く見つけないと 結局あれからもLINEしたり、2人で溜まり場や繁華街回って心当たりは行ってみたけど 光希は見つからなかった……