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76 突然の再会 《大輝視点》
俺は用事があって別の町に行っていた。
光希も安心出来る友達と遊びに行って
陽加はあのバイトに行っていた。
今日は帰りに通るから改札中で待ってたら
陽加が来て
「あっ大輝?来てくれたの?」
可愛い笑顔で俺に駆け寄ってきた
「まぁな早く帰ろうぜ?」
「うん」チュッ
手を繋いで歩きだしたらこっちを見てる奴がいてなんだと思ったら、俺は驚いた。
松丸悠里……陽加と同じ薄めの茶髪がかってたが、髪型や顔立ちはあまり変わってないからすぐ分かった。
向こうも確実に俺だと気づいてる……かなり同様してる、だが近づいてこようとした為俺は慌てて陽加を引いてたまたま来てた電車に乗って
悠里が来る前に何とか発車した。
「ハァハァ大輝どうしたの?急に急いで」
「あ…ああ電車来てた急がねぇと思ってな、
悪かったな」
「別に良いけど」
笑顔でごまかしたが陽加とキスしてたのも見たなら恋人だとバレた筈だ。
あの様子じゃ…アイツは陽加に全て話してしまうかもしれねぇし……だが陽加に口止めさせるには悠里との事も話さなきゃ行けねぇ。
クソッどうする……
ガチャン
「ただいまー」
「おかえり」チュッ
陽加と光希がイチャついてる間に、
「ちょっと先にシロの散歩行ってくるわ……」
「アンッ!」
シロを抱き抱えたが
「行くぞ」
「さっき俺っちが行ってきたよ?」
マジか…外で少し考え事したかったんだがな
「あっ大輝陽加、スパリゾート○○行こうよ。温水プールで年代関係なく人気の場所だし、
9月終わる前に行きたかったんだ。
どうかな?」
「俺も行って見たいけど俺可愛いからナンパとか嫌だしな」
「俺っちだって同じだよ。大輝駄目かな?」
むしろバイトから離して対策考える時間も作れるか。もちろんデートがメインだが
「いいぜ室内だし、年中行けるレジャー施設だがな。じゃあ泊まりで行ってみるか」
何か対策考えとかねぇとな
とにかく松丸悠里や恋人の為にも会わない方が良いし、アイツも何故駆け寄ってきたんだよ……
むしろ避けてほしかったのに……
複雑だ……
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