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101 第4の組織と陰謀《??視点》

井上陽加……私の陽加、可愛いよ ジュポッジュポッジュポッ…ジュポッ 「アアッ…陽加イクぞーー!」 いい加減一人でするのも飽きたな コンコン 「失礼します、するなら僕で発散してよかったのに」チュッ 「ハハッ夜たっぷりかわいがってやるよ、でどうなった?」 「手筈通りに奴らに情報が渡りましたがこれで良かったのですか?… 井上さん」 死んだ気でいる方がおめでたい奴らだと思うがな。 この俺が簡単にくたばる訳がない 「ああ、これで私の存在はJや公安も知れ渡った。 まぁ陽加達も知ったか時期知るだろう」 「奴らは既に総出で貴方をマークしてます。 しかし分かりません、何故身の危険を冒す真似をされたんです?」 「これで連中は必ず私を抹殺しようと躍起になって動き出す、 あのダークナイトも呼び戻す口実が奴らに出来た訳だ。 奴は仕留め損ねた尻ぬぐいのためにな、滑稽じゃないか? いいか?じわじわ奴を追い詰めて最後の最後にとどめを刺す、 それこそ私には快感さ。 それに前田大輝がどう動くか予想はついてる」 「では我々はどう動くつもりですか?」 「今は大輝の出方を見ながら私を見つけるのを待つ。 まずは話す必要があるからな、だが気長に見つけるまで待つ。 Jは当然潰すがそれにはダークナイトも必要になるだろう。 ブラッドリッパー等は雑魚だ。 私でも十分抹殺出来るがダークナイトに任せよう。 そしてJを崩壊させてから奴とも決着をつける。 そしてようやく陽加も取り戻す。 Jの内通者にも常に報告怠らすなよ? 陽加の監視が何かしようとしたら殺して保護しろ。 それからアイツをここに呼んでくれ」 「分かりました、いよいよ僕らの時代ですね」 「そうかな?」 いつ揉んでもお尻だな 「お楽しみは後ですよ?」チュッ 彼は出て行った。 今のは私が指揮する組織で秘書みたいなものだ。 華奢の童顔で可愛く、いいケツまでしてる完璧な奴隷でもある。 ひよっこだが腕も私の信念に共感していて使える奴だ。 まぁ陽加が戻れば用はないが始末するのも惜しい。 まぁそれはすべてが片付いてからゆっくり考えるとしよう。 彼と私はある意味同じ境遇だ。ダークナイトもそうだ。 だが甘い、全て勝ち取ってようやく我々の時代と言えるんだよ。 私は政府の裏で飼い犬にされてるJが気に入らん。 そして前田大輝が元メンバーのダークナイトだが奴が あの桐原大翔だとは知らなかった。 相当厳重な権限で保護されていたんだろう。 逆を言えば嬉しい誤算だった。 立花グループは解体後奴を抹殺しようと何度も刺客を送り込んだが全員 返り討ちにされたそうだ。 まぁ奴も素人じゃないのはよく分かってる。 だが私が対決した際は陽加に気を取られていて、全力じゃないのは分かってる。それでもギリギリまでは私も追い詰められた。私も同じだったからだ。 嬉しいのはお互い冷静にもう一度対決してみたくなったからだ。 ちなみに私がなぜ生きてるか奴らは疑問だろう それは ガチャ 「入るぞ」 「もう入ってるじゃないですか、、、滝さん」 そうだ、大輝の教官であり、私を殺害したとされてる男だ。 「ハハッそうだな、この隠れ家は気に入ってくれたようだな」 「ああ、貴方のお陰で命拾いしました」 当初の計画ではあの時ダークナイトを抹殺する気だった。 だが最後私は衰えか致命的なミスを犯した。 ダークナイトと私は同時に銃を向けて一瞬私が早かったにも関わらず外してしまった。 となれば当然私が撃たれる。滝は私達の勝負を陰で見ていた。 一瞬で判断し、介入して私に後ろから掴みかかり、 首をへし折るフリをした。音は録音した似たような音を使って。 暗くて助かったがその時は計画になく仕方なく倒れて動かずにいた。 むしろ逆に大輝を殺してくれたらよかったのだが、自分でやるのが一番いい。 後に尋ねたら教え子を殺す事は自分の手では出来かったそうだ。 コイツも甘い男だがまぁ今は生かしといてくれて感謝だ。 だが私は完全にはこの男を信用してる訳じゃない。 陽加の事も知っていたはずだがこの男は捜索してる間ずっと私に隠していた為無駄な時間になった。 CIA時代にある国の極秘作戦に加わっていたメンバーで知り合った。 話が合うし、歳もそこまで離れてなく、親しくなった。 その後日本で何度か飲んだ事がある。 しばらくはご無沙汰だったが、大輝が来るのは分かっていたから彼を雇った。初めは陽加の事を黙っていたことを攻め立てたがはぐらかされた。 だが金を出してるからか協力はしてくれた。 今も隠れ家や装備などの支給してくれてるがいつ奴らに寝返るか分からん、だから用が済めば、又は裏切る素振りがあればすぐ始末してやる。 それが私達の生き方だ、疑わしきは罰するとな。 「でまた動き出すそうだな?だが危険だぞ?井上。 大輝はあの時は全開でではないのは分かってるだろ? お前もミスをしたのは2人とも陽加に気を取られすぎて隙がありすぎた。 正直どっちもプロの勝負ではなかったしどっちが勝つか五分五分だった。 それにお前さんの計画にもだ」 「恩着せがましいぞ滝?そんな事言われるまでもない。 それは認めるし、感謝もしてるがアンタが心配なのはJと東一家の事だろ?だが余計な心配はいい。アンタこそ大輝が知ったらどう思うかな?」 「フン、俺はもうどうなってもいい、教え子に暗殺されるなら本望だ。J達には見つからないと言い切れる。姿を消すのも返り討ちも得意だからな。 もうすぐ俺は出ていくが今度こそは手助けはせんぞ?」 むしろ消えてくれた方が好都合だ、知りすぎてるし、逃走金は渡した。 いずれ海外に飛ぶそうだ。コイツも結局は怯えて逃げ出しいんだろう。 目を付けられないようにな。 どうなってもいいなんて嘘だし、口封じも恐れてるのも分かってる。 だが悪いがまだ使わせてもらうぞ滝 前田…いや桐原大翔よ 私は待ってるぞいつでも来い、見つけるまではゆっくり待ってやる 殺しはしない、今はな。今死なれたら困るだけだがな。 だからJを壊滅させるまでは貴様に私の可愛い陽加を預けておくがしっかり守れよ? 《井上靖雄視点、復活》

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