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134 Dark.Knight mission1 小野田令子+東達夫

《小野田視点》 首相邸 やはりあの男は早々に始末させるべきだった……… 証拠が出回り今や野党のみならず国民や諸外国まで非難の渦になってしまい私達は逮捕されたら内閣は誰が代行に付いても支持率は確実に下がったこの状況では国はまとまらず総選挙は背ざる負えなくなる……つまりそれは平和党に政権を明け渡す事になる… 一斉検挙も始まってしまい、太田を始末したこともバレた。 「だから井上など信じたのが間違いだったのだ小野田、もう官邸まで歴史上初の警察が突入して一掃されてしますぞ?どうする気だ?」 「ごちゃごちゃうるさいわね、金もあるし既に逃走の用意出来て国を出て密かに暮らすしかないわよ。私達が作った憲法では容赦なく死刑。 避けたいなら家族を捨てて国外にでも逃げるなりしなさい」 「だが井上はどうする?奴はまだ何か企んでる。 施設を破壊した報告などわざわざしてきたところも気になる。始末した方がいい」 「今更どうでもいいわ、居場所は知ってるけどもう遅い。 ダークナイトは死んだ事だし井上も消えた。一応邪魔が消えたこの隙に逃げる時しかない。さぁそろそ……パッ!」 突然明かりが消えた 「おい停電か?…なんだ!…ピュン!ピュン!ピュン!…グ八ッ!」ドタン! まさか………グサッ!!…ハッ! 「ウウッ…だーく…」 後ろから細く尖ったナイフか何かで心臓近くを刺された……… 電気が点いたら東は頭部を含めて何発も撃たれて動いてない即死… 「会いたかったぜ、総理になる資格もねぇクズババアよぉ」 クゥ!吐血が止まらず息も徐々に苦しさが増してくる。 わざと外して苦しませてるのね…… でも生きてたなんて 「グフッ!…な・ぜ?」 「俺はテメエらの言いなりになってきたが間違いだった。 その結果俺のせいでもあるがお前らは大事な悠里を殺した! 今度はテメェらに報いを受けさせてやるお前ら一人残らずな」 「ウウッ…たす…ぐる・じ…」 「助けて?苦しい?悠里もなぁ同じ箇所に枝が思いっきり刺さり俺の腕の中で死ぬまで苦しい思いしたんだぜ? 悠里はなぁ来年卒業したら教師になる夢もあった。 そして俺が初めて愛した何もかもが可愛くてとても優しい奴だった。 このまま死ぬまで苦しませてもいいが俺の本命は井上だ。 だから奴の居場所を言えば最後は楽にしてやる。 死ぬまでまだ時間はある…懸命に選ぶんだな。 1度しか聞かねぇぞ…どこにいる!!」 松丸悠里が死んから暴走してるのね、目が今までと格段に違う。 暗殺者の目になってる。これがダークナイト… もう死ぬのは分かるけど苦しすぎる。 「○○県○○○○…シェ・ルタ…」 私の最後もこんなあっけないのね…… ダークナイト大輝やはり恐ろしい男 頭に銃を向けられた。復讐でも約束は守るのね ピュン!………ドタン! 《大輝視点》 俺は脱出したあと車に戻った。 小野田と東の親父など簡単に見つけられる。 まずこのゴミ政治屋どもを始末し井上の居場所も突き止めた。 どのみち2人は人生終わりだがこの手で始末したかった…… 東翔太は父親の敵にと出てくるかもしれないが今俺を邪魔する奴は誰だろうと始末するだけだ 多分稲葉になった千尋とも殺し合いになるだろうが陽加の救出と井上の抹殺以外どうでもいい 俺は外に出た後総理邸を爆破した ピッ! ドカーーーーーン!! 光希達の様子を首都に着いてからこっそり確認したら幸せそうで安心した。 もうアイツらには直接会えないし、例え生き残っても俺は重罪人だ… 証拠から俺も指名手配の1人になってしまった… シロの事頼むな…光希 そして光希の事頼んだぞ…直人 さぁお次は貴様だ…………井上康雄 134,小野田令子+東達夫……END

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