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135 Dark.Knight mission2 東翔太.ブラッドリッパー《複数視点》
《ダークナイト大輝視点》
小野田達を始末してから出からは遠いがすぐに次に向かった。
俺は既に捜査機関から国中で手配されてる身だ。
高速で急いで奴の拠点に向かい県内で降りてからは一般道を通った。
なるほど射程してる国とは間違いなくアメリカだな…
あの基地同様人里からまた離れていってる
夜になって段々暗くなりそこで気付いたが後ろから車?
ライトが見えるが追ってか…
俺は車から降りてあえて晒した
向こうも少し後ろで停車したようで降りてきた
「やはりお前か………東翔太」
「総理とまぁもう元か、あと親父も殺したみたいですね?」
「………」
「別に親父は自業自得でどうなろうが構いませんよ、それよりその目ようやく本気になったようですね」
知っていたみたいだがニヤニヤしてて確かに悲しんでる様子はない
俺が言うのも何だが本当にコイツは気に入らねぇな
「ああちなみに松丸悠里残念でしたね、あの子の嫌がり方益々そそりましたよ、ケツも気に入ってたのに」
コイツまさか!
「テメェ悠里に何しやがったんだ!」
「何ってセックスに決まってるでしょ?千尋を奪ったんだから俺も奪うと言ったでしょ?僕はあの後侵入したら彼を見つけれて誰も居なくて1日中ヤリまくりました。正直やってみたら陽加より断然エロくて反応が可愛かった。あれじゃ誰でも惚れますね。でも死んじゃって僕も残念ですよ?」
「貴様……」俺は奴に接近し車に顔を叩きつけた。
鼻血が出たが気にせず何度も叩きつけた
「残念で済むと思うか?俺の前でよくも言えたな…」
「勝負はこれからですよ」ピーー!パン!
閃光弾だがもう慣れてるよ
奴は逆に接近してきたが……パン!
ビリビリビリーー!!
「ウワッーーー!」
スタンガンの撃ち込み式を奴に撃ち込んだ
電流は強めでどんな強者でも耐えれないさ
流石にコイツでも床に倒れ込んだ
ビリビリビリ!
「がはぁ!ハァハァ…」
「俺の記録を見たはずだ、おしゃべりする前に襲うべきだったな、先制攻撃は得意じゃないようだな?」
「ハァハァ…死ねー」サッ! バシーン!
銃を出してきたが蹴り上げて吹き飛んだ、奴の手の甲が折れたのは分かる
「クソッ!アアッ…」
「お前はナイフ専門だったな?でもまだひよっこだ」
そう言って俺は奴の所持してるナイフを1本取り出した
「アアッ!ーー」ビリビリビリ!
「立ち上がるだけお前が痛い思いするだけだ、最後に一つ教えてやる千尋はもう俺の友人でも愛した者でもない。井上の忠実な部下だ」
「フッ!いくらアンタでもちぃは…殺せるはずない、その前に殺してやる」
それはどうかな?
「アバよブラッドリッパーさん」グサッ!
「ウウッ…だぁ………」
奴は防刃ベストを身に着けてる。
動脈を切ってとどめを刺した
最後奴は目を開けたまま息を引き取り最後は閉じてやった
第2の暗殺終了だ。勝負なんかもうどうでもいい……
俺は殺戮者でしかないんだからな……
陽加済まない……助け出せてももう一緒には暮らせない……
俺はあの時お袋と一緒に殺されてしまえば良かったんだ。
そうすれば咲哉は病気でともかく悠里や仲間も死なずに済んだ………
東の遺体は車ごと山の奥に停車させC4で爆破させた……
アイツは直接NGTに関与はしてなかったが対決は避けれねぇ相手だった。
俺は完全武装した後車に乗り込み目的地に向かった
小野田達の事を既に知ったなら恐らく俺の仕業だとすぐ分かるだろう
千尋ともしくはまだ仲間がいるか分からねぇが一人残らず始末して陽加を救出する事でもう俺にはそれしかねぇ……
親父、お袋、滝、太田、ホムラ、桜木、安藤、咲哉、悠里、もう誰もいない
俺は正しい事してるとは思ってないし地獄でもどこでもいく覚悟だ……
最期の暗殺もやる、だが命を懸けてせめて核ミサイルも破壊する
これが最後の責任と使命だ、皆見守ってくれ
《井上靖雄視点》
シェルターから出て車で私は待った……それは小野田達が死んだ事を掴んだからだ、間違いなくダークナイトだ。奴は生きていた。
だが今回の行動を見てると恐らく松丸悠里が死んで復讐しに行ったんだろう。私の居場所は彼女しか知らないが恐らく教えただろう。
まぁ奴ならどんな手使っても突き止めただろうし始末はしておきたい
そして現に付近に設置した監視カメラに奴と東の息子が映っていた。
桐原大翔の目が殺し屋になった、これが本当のダークナイトだな
以前対決した時より遥かに顔つきが違う。私を殺してやると言う感情が伝わってくる。
「ご主人様……もう夜になりますが今日は戻られては?
陽加さんは寝室で寝てますロックもしてます」
稲葉が出てきたがちょうどいい
「稲葉見なさい、ダークナイトはすぐそこまで来てる。
しかもブラッドリッパーを暗殺した小野田や東達も、次は私達なんだろう」
稲葉は多少驚いた様子だが生きてる事は伝えていて多少ホッとしてたのは感心しないがでも私から離れたりはしないさ
「大翔……」
「松丸悠里が死んで復讐に燃えたんだろうがな。
最後の任務だ稲葉2人で奴を倒すぞ?
お前はスナイパーで遠方から奴を狙ってチャンス時はいつでも撃ちなさい。私は前から攻めてチャンスが出来れば仕留めるがいいな?」
稲葉は迷わず目を見て
「分かりました、ご主人様のために」
「分かってるとは思うが奴もプロの訓練を受けてきた男だ、お前は奴にまだ情が残ってる。確実に仕留めるまで油断するな?出来るな稲葉?」
「はい僕は大翔をよく知ってますが躊躇いはありません」
そう言ってライフルを持ってくる方角を伝え狙いやすい位置に配置させた。
耳当て無線機でやり取りは出来る。
後は奴待ちだ………さぁいつでも来なさいダークナイト
《稲葉?千尋?視点》
僕は彼が生きてる事はご主人様より先に知ってた……
爆発で電波が途切れるまで悠里とゲートに向かっていた姿は捉えていたから。でも悠里が死んだのは知らなくて正直驚いた。
多分僕への殺意も強くなったよね大翔?
今からご主人様と対決するんだよね?
でもごめんね大翔、僕は………
135,東翔太……END
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