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第4話

濡れた音。 孔をなぞるように舌が動く。 中から溢れ出すのがわかる。 舐められる度ひくつき、その感触にビクビクと身体が震えてしまう。 いや いやだぁ やめぇ ひいっ スイは叫ぶが、ゆっくりそこを味わうように幼なじみは舐め続ける。 溢れ出す蜜を味わうかのように。 舌の繊毛さえ分かってしまうほど、そこの感覚は鋭くて、刺されたように悲鳴はあがるのに、ペニスにドクドクと血が流れ込み、そことペニスが連動しているのが分かってしまう。 勃起したペニスに、それが快楽なのだと教えられてしまう。 「ここで感じたらペニスでも感じんの?エロ過ぎ。スイ・・・可愛い」 幼なじみがうっとり言う。 ペニスまで舐められた。 スイは喉をそらして叫ぶ。 「今日は挿れない・・・まだ妊娠させるには早いから。でも、オレのだ、ここも。普通の女の子のより小さいな。オレの入るかな」 幼なじみが笑った。 指も使ってそっと撫でながら。 約束通り舌も指も中には挿れない。 でもスイのカタチと味を知るために、幼なじみは執拗にそこを撫で舐める。 そこがそんなにも敏感だとスイは知らされて、泣きわめく。 誰も来ない。 誰も来させないために幼なじみはきっと誰かを使って人払いさせてる。 スイがリンチのようなお遊びをした時もそうしたから。 誰も止めてくれない それが分かってしまう。 それは絶望だった。 「でも今日はここじゃない。スイは後ろでオレのモノになろうな」 幼なじみの声は甘かった。 今度は後ろの穴に触れた。 スイは顔をくしゃくしゃにして泣く。 犯される。 犯されるのだと。 理解したから。 「泣き顔も可愛いな、スイ・・・」 幼なじみはその泣いてる顔も舐めた。 だからやめて貰えないのだと理解した。 自分のモノだと主張するように女の穴を舐められながら、長い指が後ろに入っていく。 女の孔から溢れるモノと夢中でそこを舐める幼なじみの唾液がたれて、濡れてそぼった後ろの穴は指をスムーズに受け入れ痛みはなかったけれど、違和感が凄かった。 女の割れ目を執拗に舐められ、ペニスはガチガチに勃起している。 硬い後ろの穴に長い幼なじみの指が潜りこみ、ゆっくりと動かせれていて。 女の穴を舐められるのが快楽だと知る。 勃起したペニスがズキズキと痛む。 後ろの穴から、他人の指の存在感に、怖くてたまらない。 いや 気持ち悪い やだぁ スイは泣いた。 「 スイ・・・これだけはダメだ。他は何でも聞いてやる。だから諦めろ」 幼なじみはそうとだけ言って、また指を動かし、穴を舐め始めた。 幼なじみはうっとりとしていた。 ぺちゃぺちゃという音が響く。 いや やめ・・・ ああっ!! スイの悲鳴と、悲鳴ではない声が交互に響く。 割れ目をそっと幼なじみの舌で、でも執拗になぞられるだけで身体が震えてしまう。 ずくんと疼いて、溢れてしまう。 後ろの穴を指でかき混ぜられるのは、不快なだけのはずなのに、女の穴とそれに連動してピクピク震えるペニスが、むず痒く、もがくような快感を伝えてくるから、それすら分からなくなる。 ペニス。 触れられてないペニスは解放されたがっていた。 一度射精したはずなのに、またしたくてたまやない。 ガチガチなペニスが苦しくて、スイは自分でそこをしごいてしまう。 それを見てエロい、と幼なじみが喜んだ。 笑ってる幼なじみの前で、スイは泣きながら自分で達しようと手を動かす。 「全部オレのだ。スイ・・・この穴も、ここも。ペニスだってしゃぶってやる・・・ああ、可愛いな。クソっ!!全部早くオレのにしてぇ・・・。でも、スイ、オレはお前が可愛いから、今日だけは後ろだけな?」 幼なじみは夢中で扱くスイを見つめながら言う。 そして、ゆっくり指を後ろで動かすことをやめない。 スイは幼なじみに女の割れ目を舐められ、後ろをゆっくりひろげられながら、自分でペニスを擦り射精した。 2度目の射精も。 絶望したくなるほど。 気持ちよかった

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