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第6話
指が三本入るまで広げられた。
スイはグズグズに泣いていた。
割れ目も浅く舌を差し込まれて、存分に舐められて。
2つの双球やペニスも、舐められしゃぶられた。
もう出ないと泣いても、もう一度出すまで許してもらえなかった。
女の穴が疼くのに、ずっと指を挿れられ、責められるのは後ろの穴で。
そこにある剥き出しの神経を擦られることが快感だと思い込まされてしまって。
いい
いいっ
そうスイが言うまで責められた。
そして指で十分解れたと思ったらしく、幼なじみは指を引き抜いた。
スイは泣く。
次に何が起こるのかわかっていたからだ。
立ったまま机にうつ伏せるように言われ、後ろから穴の上に硬いペニスをあてがわれて。
スイは泣きじゃくった。
許してもらえないのはわかっていたのに、懇願した。
お願い許して
やめて
何でもするから
なんでもぉ
あてがわれていた幼なじみのペニスが痙攣したのがわかった。
スイは絶望してしまう。
逆効果で、さらに興奮したのだとわかったから。
「なんでもしてやるのはオレの方。スイは好きなだけワガママ言って、今まで通り、やりたい放題したらいい。だけどセックスだけは別、あのスイがこんなになるのたまんねぇ・・・」
幼なじみはそう呻くと、スイの腰を掴んでゆっくり沈ませていく。
ああっ
いやっ
痛いっ
スイは背中をそらし、叫ぶ。
だけど、幼なじみは止まろとしなかった。
「キツイな・・・ああ、オレだけのモノだ、スイ」
幼なじみは笑っていた。
嬉しげに。
ゆっくり揺すりながら入っていく。
「入った分だけオレのもんだと思うとたまんねぇ。もっと深く、深くはいりたい。今日はしないけど、スイ、もっと深いところでお前を愛してやるからな」
囁かれても、スイは悲鳴を上げて耐えるだけだった。
「今日は無理でも、気持ち良くなる。これから毎日してやる。なぁ、スイ・・・愛してるよ」
幼なじみはゆっくりと動いていく。
幼なじみはスイが空中に伸ばした両手を掴んで、握りしめた。
「愛してる、スイ。もうオレのだ」
そして奥まで時間をかけて収めると、しばらくそこでスイの中に自分が馴染むのを待った。
汗が滴り、呻く声から、幼なじみが耐えているのはわかる。
でもスイはそれどころではなく、脂汗を流し、もう声にならない悲鳴で痛みに耐えていた。
萎えきったペニス。
もうどこにも甘さはない。
幼なじみの手がスイの手から離れる。
スイの首筋にキスをしながら幼なじみはスイのペニスを扱こうとした。
萎えきったペニスを握られ、スイは悲鳴をあげた。
もう出ない
出ないからぁ・・・
無理やりイカされ続けて、スイには快感よりも恐怖がペニスを触られることの先にある。
「じゃあこっち」
優しく幼なじみは言うと、女の穴に浅く指を入れ、萎えたペニスとは違ってまだ濡れそぼっているそこを、浅い場所で動かし始めた。
そこは舌で執拗に舐められ、気持ち良さを覚えさせられたところだったから、スイはヒクンと痛みではなく身体を震わせてしまった。
「ああ、後ろが緩んできた。気持ち良いんだな、スイ」
幼なじみは笑った。
恐ろしいことにそうだった。
焼け付くような後ろの穴の痛みのせいで、余計にスイは女の穴の快楽を拾いとろうとしてしまう。
本能的に痛みから逃れるために。
焼けた杭でしかなかった幼なじみのペニスが、生々しい肉の感触としてスイに感じられていく。
優しく揺するだけの動きで、後ろの穴でペニスの存在を主張しながら、女の穴で浅く指を動かして甘く感じさせ、幼なじみはスイの身体の強ばりがとれるのを待つ。
「ああ、オレも気持ちいい。これだけでもイケそう」
幼なじみは幸せそうだった。
ああっ
はあっ
ふうっ
スイの声が苦痛だけでは無くなっていく
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