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第7話

幼なじみはスイが舐められて感じていた場所をでゆるゆると指を動かす。 舌とは違う、そのまた明確な感覚にスイの女の穴がキュンと、締まり、それが後ろの穴にも繋がっていく。 甘さを欲しがっているのは女の穴なのに、めいっばいに幼なじみのモノを咥えこんでいて、引きつっているはずのそこが、それを自分の中で起こったのだと勘違いして、甘く蕩けだす。 「ああ、後ろ少し良くなってきたな。本当は女の子の部分に指を突っ込んでかき混ぜてやりたいし、こっちにもぶち込んでやりたいけど、ここを可愛がるのはまた今度な。後ろの穴も可愛いよ、スイ」 緩み始めた穴で幼なじみは動き出す。 「こっちの穴もオレのモノだ。男だと思ってたから最初からこっちでするつもりだったしな。ここにぶち込んでやろうとずっと思ってた。最高だよ、スイ」 幼なじみは夢見るように呟く ゆっくり、でも大きく。 幼なじみは動く。 穴は幼なじみに馴染んできていた。 いたいっ いやだぁ スイは身をよじるけれど、女の穴でいやらしく浅く指を潜らせて動く、幼なじみの指に感じているのも事実だ。 萎えていたはずのペニスが硬くなってる。 後ろが痛くて、苦しいのに。 浅い所の甘さは甘すぎて。 萎えてたはずのペニスが脈打ちだして。 いやぁ いやぁ やめてぇ 泣くスイに幼なじみは笑うだけだ。 「こんなに中から溢れて、中が欲しがってるのに、中途半端で終わるのいやだろ?」 クチャクチャと音を立てて指を動かした。 確かにその穴は濡れてて欲しがっていた。 割れ目だけを弄られているのに。 ひん ひんっ スイが痙攣した。 甘過ぎて。 後ろの穴が幼なじみのモノを締め付けてしまったのもわかる。 幼なじみ気持ち良さそうに呻く。 「スイは上手だから、女の穴の浅いとこだけでもイケる。またペニスでイカされるのはもう嫌だろ?ならここでイこうな。流石に最初から後ろだけでイケると思ってないから。今日は後ろの穴でオレを覚えて、オレのをここで出されて、オレのモノになるだけ」 幼なじみが動く。 後ろの穴は、もうひきつれたりはしない。 女の割れ目で教えられる甘さに、後ろの穴の痛みが時折違うように感じられる。 何か。 そう。 痛みだけではないことに。 いやらしく撫でられ擦られ割れ目を浅く割られ、スイはその快楽に焼かれる。 怖くてろくに触ったこともなかった場所がこんなに感じることを教えられる。 そして、本来そんな目的ではない場所で幼なじみのペニスを生々しく感じている。 熱い杭が内部で律動して、とても痛いことさえ快楽をかきたてる、 いやっ ああっ ああっーーー スイは叫ながら身体を痙攣させた。 女の穴が収縮していて、それは後ろの穴でもそうで、女の穴があまりに甘く疼くから、うしろでそれを感じているのかと思ってしまった。 白く焼けるようなソレにスイは酔った。 「イケたな。出すぞ」 幼なじみはそう言って、スイの中に射精した。 熱い感覚が広がって、身体が奥から濡らされるのがわかって。 スイは号泣した。 幼なじみに犯されたのだと実感したのだ。 「泣くなよ、スイ。」 初めて幼なじみが困ったように言った。 だけど、幼なじみはそれでおわらず、呆然と身体を震わすだけになってるスイの中で、もう一度射精するまで抜かなかったのだった

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