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第13話
幼なじみのいない夜に安心した。
家に帰ってくるなり、服を脱がされ、喘がさせられることもない。
玄関に入るなり、服を捲りあげられ、ドアに背中を押し付けられたまま、胸を吸われ噛まれ、女の穴に指を入れられ、イカされたり、
テーブルの上で脚を広げられ、出ない出ないと泣いているのにペニスを食われられ、射精を強制されたり、
風呂で後ろの穴の準備を教えられ、自分でするところを見せることを強要され、泣きながらそうしたり。
ベッドで後ろの穴を広げられ、良いところを何度もディルドや指で擦られるのに、絶対に後ろではイカせてくれなかったり。
この家で。
家政婦が帰る頃にはもういないのをわかってて、2人きりなのを知っているからこそ。
幼なじみは至るところでスイに淫らなことをした。
ペニスと後ろの穴。
後ろの穴と女の穴。
ペニスと女の穴。
同時に交互に感じさせられ、もうどこで感じてるのか分からなくなり、怖くなって泣き叫ぶ。
きもちい
わからな、い
こわい
こわい
そして女の穴で指でイカされる。
でも、女の穴は。
ひくつき、もっと奥をもとめたのだ。
スイは家に帰ると幼なじみとの記憶に囚われる。
今はいないのに。
幼なじみは家のあちこちにいるだけで、スイにそれを思い出させるようにしていたのだ。
スイは身体を震わせる。
幼なじみがいない1日目なのに。
まいにち止めてと泣いていたのに。
カーテンにしがみつきイカされたことを思い出し、スイのペニスは勃起していた。
スイは震える手でカーテンを掴んでいた。
あの時後ろの穴にディルドを挿入され、女の穴と乳首の両方を立ったまま弄られ、スイはカーテンにしがみついて泣き叫んでいた。
摘ままれる乳首の痛み、
女の穴をかき混ぜる幼なじみの指。
背中から抱き込まれる熱い肌。
スイは今は何もされていない、誰もいないのに思い出しただけで喘いでいた。
ペニスが勃起し、女の穴が濡れ、後ろが疼く。
スイは。
絶望した。
だってスイは幼なじみの指を求めていたから。
欲しくてたまらなかったから。
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