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メイⅠ-2*

「・・・で?何でこんな事をしでかしたわけ??」 不本意ながらも一発出してスッキリとした俺は、とりあえずパンツを履きながらイツキを睨んだ。 「だってさ~、部屋に入ったらメイが下半身丸出しで寝てるんだもん。しかもしっかり朝立ちして。ピンク色の先っぽが美味しそうにオレを誘ってて・・・そりゃ、しゃぶりつきたくなるよね~?」 「いやいやいやいや、ならねーよっ!!!」 昨日の夜にまりあちゃんのエロ動画で抜いた後、パンツも履かずにそのまま寝てしまったのは悪かったけどもっ!! それを朝起こしに来た幼なじみにしゃぶりつかれるなんて誰が思う??! 「て言うかお前、どうやって家に入ったんだよ?母さんたち出かけてて居なかっただろ?」 「ん~今日から二泊でメイママの実家にメイパパと二人で行くんでしょ?メイママが『メイをよろしく~』ってウチにあいさつに来て合鍵置いて行ったよ?」 母さんっ?!何でそんな事すんのっ?!!二日くらい一人で大丈夫だっつーのっ!!逆にあんたの息子がとんでもない目にあっちゃってるよっ!!! その母さんは、少し遠方にある実家で法事があって、今日から父さんと二人で出かけたんだよな。母さんの田舎はちょっとした観光地だから、実家で一泊した後近くの温泉宿でもう一泊するんだろう。ちょうど三連休だし。俺はバイトもあるからって勘弁してもらったんだけど。 「いや、例え合鍵があるからって朝イチで来るか?」 「うん、だってメイの寝込みを襲うチャンスでしょ」 「はっ、はぁっ??!!!」 イツキが俺に近づいて来る。 「ねぇ、メイ。オレはメイが好きなの。いいかげん気付いてくれないかなぁ?オレ、結構あからさまにアプローチしてるよね?」 うっ!そ、それはうっすらとそうかなぁ?ってくらいには思ってたけど・・・流石にこの超絶美形なこいつが、ごく普通の男の俺を好きだなんて思い上がりだと・・・ 「メイはさ、全く自覚がないかもしれないけどなかなかの美少年なんだよ?しかもこの華奢な腰に引き締まったお尻・・・男を惹きつけてるって分かってる?」 「いや、知らん!全力で分からんわっ!!」 正直全く身に覚えがない。どうせなら女を惹きつけたい。 「だからオレが気付かせてあげたんだよ。そんな無防備な姿で寝てたら襲われるよ、って」 え~っと、自分の部屋でどんな格好して寝ててもよくね?普通誰も入って来ねぇだろうよ。俺、一人っ子だし。親だっていきなり部屋のドアなんか開けないって。 そんな俺の心のつぶやきなんて全く無視して、イツキが更に俺との距離を詰めて来る。 「最後まできっちり襲ってあげる」 「いや、マジで結構・・・んっ?!んん、んむっ?!!」  いつの間にかベッドに押し倒され、キスをされている俺・・・ 待て待て待て! お前さっきまで俺のモノを咥えて精液までごっくんしちゃってたよねっ?! 微かに青臭く苦味があるイツキの舌が俺の口内で傍若無人に暴れまくる。すぐに味なんて気にしていられなくなった。全てを喰らい尽くすかのような暴力的なキスで酸欠状態になり、俺の体の力が抜けていく。 やっと唇が解放された。 「んふぅ・・・はぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」 荒い息を吐く俺にのしかかるイツキは容赦なく俺の体を押さえ付け、首筋へと舌を這わす。チリっとした痛みを感じるが、イツキの指が俺の胸元を這いまわっており、それを気にする余裕もない。 そろそろと俺の胸に近付いて来た指先が突然乳首を摘んだ。 「ひぃっ!!うっ、うぅんん・・・あっ、あっ、あぁぁぁぁん!!」 あわれもない声が聞こえる。違う、これは俺の声じゃない・・・そう思おうとするも、イツキの指に挟まれた乳首をクニクニと扱かれる度に、その声は高く大きくなっていく。 「やっ、やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」  乳首なんてただそこにあるだけの肌の一部だと思っていた。もちろん女の子のそれはちゃんとした性感帯だって分かってる。だってあんなに柔らかそうな頂きの頂点にあるんだから!正直触りたい。 けど男の乳首なんて弄ってもどうにもならないと思っていた。けど何これ? えっ?えっ?えぇっっ??! 俺、感じちゃってる?!! 「うん、ピンピンに尖って来たね~色も赤くなってめちゃくちゃ美味しそうになった」

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