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四曲目

酔わずに歌う…。 音也は考え事をする素振りをし始めた。 程なくして音也は「お願いします」と言う言葉を発した。 音楽が流れ始める。 音也は歌い始めた。 先程とは違う歌い方で。 刹那、大我はほくそ笑んだ。 …上出来だ。 大我は男感のある美貌とモデルの様な体型の持ち主。 独身貴族のタチでもある大我が音也の美しい人格に心を奪われるのに時間は余りかからなかった。

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