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20.※公開小スカ
僅かに目が開いたのと、羞恥の最中、排尿を再開したのは同時だった。
今度は許可が取れた安堵もあってか、躊躇していた尿が勢いよく音を立てて放たれる。
思っていた以上に出る尿に、シートはこんな量でも受け止めてくれるのかと いう余計な心配をしてないと、葵人の黄色い液体が放たれているのを、黙って見つめている兄のことを考えてしまい、排尿で終わらせたいのに、それに続いて最終日に射精 したいものを射精 してしまう。
「⋯⋯ふ⋯⋯ぁ⋯⋯」
達しそうになるのを堪え、どうにか全て出し切ることができた。
小さく息を吐く。
「ねぇ、おしっこして気持ちよかった⋯⋯?」
不意に言われた言葉。
一瞬何のことかと分からずにいたが、それを理解した瞬間、身体が強ばった。
「あぁ⋯⋯ごめん⋯⋯なさ──」
「蜜を零すほどだもんね。⋯⋯本当、どうしようもないほど変態になったものだ」
「⋯⋯っ」
指先で掬い取ったのだろう蜜と共に、先端部を触れられ、ビクついた。
そんなことをしてしまったら、本当に達してしまう。
それは同時に約三日間してきたことを無駄にしてしまうということ。
「⋯⋯あ⋯⋯っ、⋯⋯これ以上、触らないで⋯⋯」
「⋯⋯達したわけじゃないから、明日以降も続行しようか」
消え入りそうな声で通じたのか、素直に離れた。その瞬間、腰が抜けたようで、地に伏せることとなった。
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