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第14話
休暇中にブルーロックの角に個室ができていた。
目的はきっと今の俺と潔がする行為のように性の昂りを発散させるために作ったのだろう。
そこに入り直ぐ俺は潔を勢いよく押し倒した。
「乱暴にするなって!!」
「黙れっ」
今更畏まってどうするというのか、もう俺はお前に優しくなんてできない。
優しくしてほしいなら、俺が好きだと言うな。
ボディスーツの上から俺は首筋に噛み付いてやったが、破けることはなかった。
「待てって、自分で脱ぐから……」
俺は奴がボディスーツを脱いだ姿に欲情した。
それは何故なのかというと潔の身体には俺が休暇中に付けた跡があったからだ。
奴の身体を下に敷き、俺は奴の乳首に吸い付いた。
「ま、まてってば♡いきなり……っかよ♡」
「待てだと?」
お前の待ては期待のもっとだろ。
乳首に吸い甘噛しながら弄び、手で下腹部のモノを強めにしごいだ。
「やめっ♡……あぁ、だめぇ♡」
甘ったれた声で早くも懇願してくる潔はとても艶があり、抱く度に普段とは違う人物に見える。
普段と違うコイツを見るたびに思う、こんな姿は他の奴には見せたくないし、知られたくはない。
今まではあんなに兄貴に執着していたのに、兄貴が潔にアプローチしはじめたことを知ってから俺は焦っている。
どうしても俺はコイツを兄貴に盗られると思うと駄目だった。
俺はまた首筋に噛み付いた。
「っん♡……ぃたあぁ」
それでも潔のモノは萎えていない。
奴が身動を取ろうとした瞬間、逃げられると俺は思い、反社的に覆いかぶさった。
「俺から逃げることは許さない」
首筋に両手をかけて締めると奴の身体は抗うのを諦めた。
大人しくなった奴の尻に俺の熱いモノを押し込んでやると、奴はイッたのか声を上げた。
「あああぁっ♡」
俺より小柄な身体を制圧するのは容易いことだ、奴の首に掛けていただいて両手を今度は両足を高く持ち上げて上下に揺すってやると、また甘ったるい声色でよがりはじめた。
「やっ、……いやだっ♡まってぇ♡あぁ、っりん♡」
尻の中が動き、俺のモノにも快感を与えてきた。
奴の中はとてもいい具合だった。
「っ……く」
まるで試合中のように心臓が高鳴る俺の身体はどうかしているのか、とても気分までもがいい。
「ああっ、りん♡あ、りん……すきっ♡」
狂ったように甘い声で俺の名を呼びながら淫れる潔が憎い。
ここまで俺を変えた潔が憎い。
他の誰かに奪われる殺して、お前を俺のものにしたい。
この大きな瞳には今俺以外は写ってはないだろうか。
お前の瞳に写るのは俺だけでいい。
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