ギシギシ…長いキスをされながらワイシャツボタン外され乳首を触られる。 体が、ビクビクしてしまう。 [ん！く、ふ…あ] [先輩、せ、んん…] [龍神…] [先輩好き…ん] [んん…ぁん] [かわいい…乳首たってる、気持ちい？] [ん、ひゃ…] ゴクリ…唾をのむ龍神、乳首を口に含んだ優しくなで回す。腰が勝手に軋む… 　空いた左手はスルスル…ズボンを脱がした。 [ん、く…ちょ] [先輩顔真っ赤、大丈夫？] [大丈夫] [もしかしてのまさかだけど……えっち、はじめて？] [っ……わ、わりぃか] (なんか、幼なじみさんに悪いことしちゃったなぁー……) 　顔真っ赤にしてかわいいといいながらジーとみてくる、龍神も手が震えてる。 [俺は何人も女を……男は、はじめてっすよ。もちろん、頂きます。じゃあ、ここをほぐさないと] [い、た…！いっ] [最初は痛いけどゆっくりするから…] 人差し指が俺の中に入っていく、痛いとヒリヒリジンジン体全体に痺れる。頭まっしろ… [ん、あ、は] [大丈夫っゆっくり息を吸って…] [ん、む、り] [すぐ気持ちよくなるから…]パクパクと容赦なく乳首をなめまわしはじめた、龍神。力負けして任せるしかなかった、怖い、はじめて痛い感覚。 体が…ビクビクして、ヨダレがでてしまった。 チュルと目を見てヨダレを吸い付くす、 　[あ、くん…ん] [乳首、すき…？] [へ、んになる…っ] [腰ガクガク、もっと舐めたらもっと大きくなるかな…先輩の] [る、せぇ…んは…！] [ここ？かな？] 体がビクっとはねてしまった、勝手に反応して痛みが少しずつ柔らかくなっていく…龍神がうまいんだ、やり方が。はじめては、血が出るきく…女か、俺は男だ。 まさか、龍神も男を抱く羽目になるとは思わ無かっただろうな。 　ドクン…っ [あ、いっちゃった……] [はぁ…ん…？は、はやくふけ… [かわいい…ヒットした？] [実況すんな] パコと、ティッシュ箱で龍神をたたいた。 [あたた…素直じゃねぇな] [あ、ぁあ…あ！ちょ、いた…あ] 隙を見せてしまった、俺の中に容赦なく龍神のモノがギチギチと侵入してきた。 どんな顔してるのか余裕ない、ただはぁはと息を漏らし俺の腰を掴みゆっくり揺らす龍神の顔を見るしかできなかった。 余裕なさそうに、汗が流れひたたる。 　痛いもあるが、少しずつ体の中に異物がある違和感快楽にかわり、腰が揺らされる。 [ん、あぁ…あ] [先輩のな、か…やばい] [も、っと……ゆっ] [もっと？力入れんな…イキそ……に] [う、は…ま！んんだ、めぇ…] [乳首届いた、ん…] [やば、いっきにやらな…！] 乳首を座れる、曲がった龍神の背中に腕を回す。 　[せん、ぱ…いく…！] [だ、ま、あ、あ、あ] ギシギシラストスパートかけるようにベッドとコシが軋む、龍神の名前を呼んだ。 　[い、く…！] [あ、ぁ…あ] [せん、ぱ…い！] ドクドク…ポタポタ、龍神の白いものがタラタラとへそ辺りにたれしたたる。 [は、は…先…ぱい大丈夫] [い、ちおう…体調不良なん、だぞ…] [まじ、すみません責任とります] [いいから、自分の家に帰れ] [嫌だ] こ、腰があがらなねぇ…拭きますね俺の。龍神が丁寧にティッシュで俺の中もチェックしてきた。 [ん…っ] [痛くない…？] [かなり…] [殴ってください先輩のはじめて、とてもよかった。] [童貞卒業が男かよ…] [もし、先輩が………っ] [なにもゆうな、水持ってこい。料理つくれるか？] [はい…簡単のなら待っててください夕飯作りますからゆっくりしててください] 水持ってきた、頭を撫でてニカニカする龍神くんが、かわいいなんて…1の夜を過ごしただけで好きになるわけがない。 隣のリビングから電話がきこえる、パパだよー大丈夫だよ夕飯つくってるんだ、炒飯にしようかなって。 　[奥さんすみません、お子さんも……駄目だ俺が好きなのは、夏だ…] 夏から連絡がはいっていた、体調大丈夫か？漫画宅配ボックスいれとくなーまた治ったら遊びに行こ。花火見に行こ盆予定あいてるか？ 　いつまで餓鬼なんだよ、夏は…夏休み気分なやり取り。 　コップにいれてくれた水を飲み干すと、電話が終わっていた。[炒飯か…久々だ] [すみません勝手に使ってます] [換気扇付けろよ〜] 近くまでいき、ボタンを教えた。 先輩、と不意にキスをされてしまった、頬に。 　ひ、火ぃちゃんとみろ危ないぞ。 [厳しいなぁ家では] テーブル椅子に痛い腰を座らせる、さすがに汗だくだくで冷たい冷感タオルをと龍神にも首にかけた。 [勝手に飲めよ倒れたらこまるからこんなとこで…] [ツンデレだなー、電話妬きました？] [パパさんなんだなちゃんと…] [まぁ色々ありますからね、姑関係とか俺の母さんと嫁さん性格真反対で大変すよ…] [なるほどな、苦労してんのな。結婚って] [だから、結婚する前に人生楽しんだ勝ちすよ先輩後悔しなかった……先輩にであえて、毎日が生き生きしてる。つうか…] [無理しなくていい…俺のどこがいいの？資格もないし大学でてねぇし、一人暮らしすらしてない平社員さんだ…] [不意にみせる笑顔とシレッとした優しさですかね…安い飲料水奢ってくれるのも、落ちるんすよ…最近の若者は] 　平社員なってアパートでてムダに広い二部屋6万円手取り16万円営業職…資格も無しの特技もない、趣味はゲームやアニメライブやイベントにいったり、今は物価高い時代だから軽自動車精一杯。あそびにいくなんて、なかなかレアな彼氏だ。 子供がいたら子供優先、大変だ倍出費がいる。 　立派だよ龍神、お前は……もう、二度とここに来たらいけない。 　くだらない流行りのショート動画もほとんどマッチして知ってる知ってる、共感が多くて楽しかった。つうか、無駄に広い食卓テーブルにパソコンを龍神が唐突に開き、先輩、こちらに連絡していイですか…？ 　ビデオ通話アプリ入れてあるからそっからいつでも可能だからな、ラインすよ…明日オッケーとかだったらさ連絡業務にみえるよ。 　[だから、駄目だよ連絡も、二度と来るな…解ったな普通の上司だ] [俺は2番目でもいいです…俺は先輩がいいんですなら、盆前に離婚提出します] [だめだ離婚は] [じゃあ連絡しまくりますっ] 喧嘩がはじまった、傷のなめあい。餓鬼のじゃれ合い龍神の必死な顔キリキリとした目つきが俺を見てくる。[奥さんにみられたら…首になるぞ] [覚悟してます、先輩のためなら辞めれます。家も捨てれますローンは残りますけどね定年まで支払いします！] 　[その給料でか！療育費もあるだろ、別れたら…無くなるぞ給料] [わかってます、だからここに住むんです] [ドヤ顔すんな、炒飯は美味いんだよ……くそ、諦めも大事だ人生で。先輩のゆうことをきけ] 　ご馳走さまでした、手を合わせた。 [片付ける] [俺がやります先輩はゆっくりしていてください。俺諦めませんからね…先輩] [先輩ならいくらでもいる…] [ツンデレだなー] 一人暮らししてからだれかに家事をやってもらうって事がなかったからとても新鮮でリビング横になりながら、食器洗いする龍神の背中を目に焼き付ける。 　恋人？今だけ、か…奥さんが帰ってくるまで…？？ つまり、浮気じゃないか。体もその…初体験捧げちゃったし、つまり俺も浮気相手になるんだし。 　速い子だと20歳で結婚する時代なのに、 ちょっと悪い恋愛もしてみてもいいかもしれないな。真面目ぶりに、疲れたな…。 　[奥さんいつ帰ってくるんだ？] [たぶん、今の感じだと盆明けすかね…] [そか…] [花火見にいきます？] […いや、派手に動いたらまずいだろ…] [俺のこと考えてくれてるんですね、嬉しいな] […っ……悪い恋愛もいいかなってな] [悪いって…だからちゃんと別れますって。] [別れたら一切口聞かないからな] [ひっど〜いけず] [どっちがだよ] 　とりあえずまぁ夏とも遊ばないとまた喧嘩はじまるからな、引き金にならないように。 明日は一緒にいきましょ、車もおいてあるし。 だなと、返事をすると家事をしてくれた。 体が…重い大事にしてください、立とうとすると止めにくる。有り難くゆっくりさせてもらおう… 　[…ぱい…先輩] [あ、すまんね…寝てしまった今何時だ] [21時00分すぎです、風呂入りましょう] 　落ちついて寝てしまっていた、ちゃっかり風呂に誘う龍神。ニカニカしてるスケベだな…若い証だな。[背中洗います] [いや、大丈夫だ] [幼なじみさんは今なに仕事してるんですか？] 気になったのか、夏のことを聞いてきた。 [ふらふらニートしてるよ…情けないよ。いわゆるパチンコに沼ってしまってね、借金地獄から鬱なって一時施設にもはいった療育でね。今はまともに生活できるようなったけど。正直、実家暮らしだが頼れるのは俺くらいかな、アイツはだからお互いが腐れ縁なんだよ。口悪くても仲良くしてやってくれ友達少ないが、車の知識はそれなりにあるし資格有るから] 　[夏さんのこと、好きなんですね] […どうかな、夏は夏にの人生があるしまたちゃんやり直してほしいだけだよ。龍神みたくに普通に家庭もってさ] [先輩は…結婚しなかったんですか？] 龍神がシャワー浴びながら、俺は湯に浸かりながら語る。 二人の声とシャワーの音、不思議な感覚だよ。これが、幸せなのかな。 　ぽちゃん…俺は結婚しないよ。 持病があってそんな長生き出来ないからね… [俺も両親とは仲良くないからなぁ〜…就職後直ぐに家を出た] [すみません色々聞いてしまって疲れてないですか？] [大丈夫、逆に久々ゆっくり湯につかれたよ…ありがとう龍神] [先輩が名前呼んでくれて、本当に救われます…女ってめんどくさいですよね勝手に自己嫌悪して悪いとこしかみないし、母さんはでオレに対してしか喋らないから嫁さんが仲良くなりたいのに。自慢話しかしないし。] [そりゃ……龍神もダルいな] [ギクシャクしてさ…つまらないじゃないですが！他人は他人ってよくゆうけどせっかく仲良くしようとしてる嫁さんに失礼じゃないですか、何回かキレて喧嘩しましたそれでも親は親だ叶わないとかぬかしたこと…] ギュッと、興奮してストレス爆発した龍神の左手を握りしめた。 [すみません、荒れました…] [辛かったな…] [帰ってきたら泣いてるし一人で嫁さんになにもしてあげれなくて、息子にもイヤイヤ期だからママママばっかりで。強くあたったら逆ギレるし、家事もやれって嘆くし] [おいで、龍神…] かなりストレス溜まってるな龍神、初めてみせる表情。仕事でも無理にニカニカヘラヘラしてたんだな、嫌われないように。 　俺にしか見せない顔が、嬉しい。 龍神を前に抱き締めるように風呂に入る [先輩が優しいからですよ…男には興味なかったし、BLは知っていたけどショート動画で流れてくるくらい] 　[俺も興味ねぇよゲイじゃなくてもいいんじゃないんか？？] [ノンケがノンケ食うってか？] [シャワー浴びるから先に上がってろ…] [いや待ってます背中流しますから] 　[いいから、ゆっくりシャワー浴びる気分なんだ。] [なんでですか？！] […っ] 　さっきは、仰向けばっかりだったからな…背中に手術あとの傷があるなんて引くだら…普通。 斜めに肩から真ん中まで心臓手術跡が残っている薄いが、持病も体力もそれなりに低い。体調不良にもなりやすい体質だ。 ビックリしてる夏の俺の腕を握りしめた手が震えていた [す、すみませんさっき全く気づいてなくて…] [言わない俺も悪い] [た、体調大丈夫すか、無理してないですか] 　心配してくれるのか…？ シャワー浴びながら小さい頃の話をした何回も手術をした。成長も人並みに遅かった、いじめられっ子だった。一時不登校もあったかな…資格もないし特技もない許嫁いたが、その親に経歴を馬鹿にされたこと。もちろん縁切った、夏だけだ。夏はその子が好きだったんだよ…疎遠になってからパチンコに沼って人生ぐちゃぐちゃになった。あの見た目だからな、よく職質受けるらしい…結局夏の話になってしまった。 [夏さんのこと忘れさせますから…] [か、勝手にしろ…] いけない夏の恋がはじまった。