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第10話 衝撃の言葉 ※
オレを抱き締めてた颯は、少し離れると、額の汗を掻き上げて、そのまま、少し眉を寄せて、オレを見下ろす。まだ中は、繋がったまま。
抜かないのかな、なんて思いながら、一生懸命荒い息を潜めながら、颯と目を合わせる。
「つか……まだイくつもり、無かったのに」
そんな風に言って、は、と息をついて。颯がなんか、悔しそう。
……なんか。いつも余裕すぎるほど、余裕な奴なのに、ちょっと可愛い。……とか。
なんか、もう本当に、男っぽい色気が、すごい、とか……。
思わずオレは、それに何だか抵抗して。
「……っはは。――颯、オレ、のなか……気持ちい……?」
荒い息の中、わざと、からかうみたいに、言ってしまった。
……颯との会話は、こんな風のが、慣れてる。
すると。
中でまだ硬いままの、颯のにまた奥まで突き上げられた。
「……んん、っひぁ…………っう、んっ……」
「……エロすぎなんだよ……顔も、声も……」
「……っ……」
わー、なんてこと言うんだ、恥ずかしいじゃんか……っ!
颯の言葉に、とっさに唇を噛んで顔を逸らそうとすると、覆いかぶさるみたいにキスされて、解かれた。
「もっと聞かせろよ」
オレの唇や舌を、舌で舐めながら、クスクス笑って颯が言う。
「すげえ可愛い」
――――……すげえ可愛いって、颯に言われた。
さっきも言ってくれてたけど。
颯がオレに、可愛いっていうセリフを、向けるなんて。
もうほんとに、衝撃の言葉。
それについて何かを言う間もなく、一度抜かれたそれに、深く突かれる。
気持ちよすぎて。颯に、しがみついた。
(2023/9/13)
ちょっと今思うこと……。読んでもいいなという方だけどうぞ🥰
◇ ◇ ◇ ◇
これはTwitterで(@yuuri_likes✨ハイライトにおいてあります♡)書いて完結させてるお話なんですが、書けば書くほどTwitterでは書けないシーンがもりだくさんに(基本Twitterは誰でも見れてしまうので×シーンの詳細とか声とかは書かないようにしてて)。進む方向は同じ方向にしますけど(´∀`*)
巣作りがメインなので、この最初の部分はさらっと終えようとしてたんですが(笑 あれれ、書くのが楽しすぎて…。短編予定だったんですが、どこまでを短編といって許されるのでしょうか( ´∀` )💦 なんか慧を可愛く書きたくてついつい色々足してしまう(笑) 慧、可愛いって思って頂けてたらいいな。
とりあえず書き続けてラストまでいきます♡
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